ヤクルト・奥川、マー君以上のルーキーイヤーに? 元女房役の意味深な言葉、チーム状況も追い風か (2/2ページ)
キャンプを見て、一番良いボールを投げていたのは、イノーアでした」
投手出身のプロ野球解説者がそう言う。昨季、先発陣で2ケタ勝利に到達した投手は一人もいない。エースの石川雅規は40歳だ。奥川はもちろん、吉田大喜、杉山晃基、大西広樹らの大卒新人投手も使わざるを得ないだろう。
「昨季は最下位でしたが、観客動員数が前年対比微増で、球団経営は黒字でした。ペナントレースの試合数が削減され、無観客となる以上、テレビ視聴者を増やす戦略も考えなければなりません」(スポーツ紙記者)
話題作りで奥川のデビューも前倒しされそうだ。大卒の新人投手たちもそうだが、こうした投手難のチームを考えると、今季のキーマンはやはり捕手の嶋になりそうだ。経験豊富な嶋がブルペンに入り、奥川たちのボールを受けてきたのは、実戦をイメージしてのことだろう。(スポーツライター・飯山満)