タモリの圧倒的才能!「うまそうが過ぎる」CMに絶賛の嵐
今年3月からキリンの発泡酒『本麒麟』のCMに出演しているタモリ(74)。その飲みっぷりが、視聴者から絶大な支持を得ているという。
「意外にも、これがタモリにとって初のアルコール飲料のCMです。内容は、タモリさんに江口洋介(52)が、本麒麟の魅力を伝えた後に本麒麟をコップに注ぎ、それをタモリが飲んで“うまいね”“たいしたもんだね!”と褒める非常にシンプルなもの。タモリと江口は普通のカジュアルスーツで、2人以外には一面真っ赤な背景と椅子と机、そして本麒麟だけ。2人以外なにもない、非常にミニマルなCMです」(制作会社関係者)
一般的にビールのCMでは、居酒屋や小料理屋、開放感あふれるキャンプ場などで俳優が肉をつまみにビールを飲み、「美味い!」と絶賛したり、ちょっとしたヒューマンドラマを描き、最後にビールを飲んで締めるといったパターンが多かったが、『本麒麟』のCMは、その逆を攻めているのだ。
「タモリの飲みっぷりのよさが、“今までみたあらゆるビールのCMの中で、一番うまそう”“とにかく飲みたくなる”と大好評です。“江口が主役のシリーズなのに、タモリが主役になってるw”“タモリさんの見てると買いたくなるな…””ウマソーがすぎる!”と、多くの反響が寄せられています。
ちなみに、キリンビールの公式YouTubeチャンネルではタモリのスペシャルインタビューが投稿されているんですが、こちらでは“美味しいビールの注ぎ方”を披露していて、ある意味CM以上にビールを飲みたくなる素晴らしい動画でした(笑)」(前同)
↓キリンビールの公式YouTubeチャンネル
■CMでも素が魅力的なタモリ
『本麒麟』以外にも、これまで数多くのCMに出演してきたタモリ。現在放送中のフリマアプリ『メルカリ』や、2018年のスマホゲーム『モンスト』などなど、いずれも人気を集めている。
メルカリのCMは、タモリが“アパート・メゾンメルカリの管理人”に扮して、
「住民は変わり者で、みんなメルカリをやっている」「日本の10人に1人がメルカリをやっているってことは、意外と普通か…」
と、メルカリの普及率の高さをPRする内容だ。
「誰かに語りかけるようなタモリの口調が非常に自然で、親しみやすさを感じさせますが、特筆すべきはCMのラスト。タモリさんが振り向いて一言“メルカリ”と言う部分が、変なアピールや声を張ることもなく、本当に自然にボソッと“メルカリ”と言っていて、かえって非常に印象に残る。よくできたCMだと思います。
タモリさんが目立たない別パターンでも、猫を愛でていたり、ストレッチをしている2、3秒の姿が強く印象に残るんですよ。本当にさすがタモリさん、と言うしかないですよね……」(広告代理店スタッフ)
2018年にはスマホゲーム『モンスターストライク』のCMにも出演していたが、そちらでも謎のフレーズ”ヤバババーン”の意味が分からずに困る姿が印象的だった。
「きゃりーぱみゅぱみゅ(27)と『いいとも』のようなノリでトークするバージョンと、スタッフに”ヤバババーン”の意味を尋ねるも分からず、”バカにしてんの?”と困った様子を見せるバージョンがありますが、どちらも”いつものタモリ”という感じで、非常に好評でしたね。特別にギャグを言っているわけでもないのに面白いというのは、もはや凄みを感じさせます」(前同)
■「やる気のある者は去れ」の精神
『笑っていいとも!』や『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)や、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『ブラタモリ』(NHK)など、テレビで活躍をつづけるタモリ。
プライベートでも、料理や船舶、鉄道、坂道、猫、アマチュア無線、古地図などなど多芸多才な趣味人として有名だ。
「タモリと共演が多いミュージシャンなぎら健壱(68)は2017年に『週刊現代』(講談社)で、
“普通の人が興味を持ちそうなことに本気で興味を持ってやっている”“それが視聴者を引き付けている”
と、タモリの多芸ぶりが魅力につながっていると話しています。それが、CMに起用される理由かもしれませんね」(芸能雑誌記者)
タモリの有名な言葉に「やる気のある者は去れ」というものがある。“自然体”でそのまま画面に登場できるのは、他のタレントにマネできるものではないだろう。ましてや、CMのように一番作りこまれた世界で、自然にふるまえるのは尋常ではない。
「たとえば、現在、芸人界のトップに君臨するにダウンタウン・松本人志(56)。松本も2015年から『タウンワーク』、今年から『ソフトバンク』や『アマゾンプライム』など数多くのCMに出演していますが、まったく自然さはない。どのCMも“個性を強調した松ちゃん”が求められているからでしょうが……」(前同)
2019年の『シニアの好きな芸能人』(ソニー生命保険)では2位、『タレントパワーランキング芸人編』(日経エンタテインメント!)では7位、今年1月の『好きな司会者ランキング』(オリコン)では6位と、ランキングの常連となっているタモリ。
今後もその牙城は、ゆるぎそうもないーー。