王貞治、巨人入りまでの「壮絶な争奪戦」秘話 (3/3ページ)

日刊大衆

「新聞記事まで出てしまった今、一刻の猶予もない」

 そう考えたデスクは、王にこう言った。

「阪神はご両親との約束を破ったわけだよね。だから、まず、ご両親に、そのことを話さなくてはいけないよ」

 王と押上の実家に戻ると、時刻は午前1時を回っていた。デスク同席のもと、王が両親に一部始終を説明すると、母親の登美さんが、「貞治、あれだけ言っておいたのにダメじゃない」と、王を叱った。続けて父親の仕福さんが、「明日、鉄城から佐川さんに、“貞治との約束はなかったことにしてもらう”と連絡させます」と言った。

 佐川スカウトの無念やいかばかりか。この瞬間、阪神入団は白紙に戻ったのだ。

 その時、敏腕スカウトの佐川はーー? この続きは、5月18日発売の『週刊大衆』6月1日号で。

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