「チン談マン談」特別対談「笑福亭鶴光×林家たい平」(4)今もグラドルにおなじみの質問 (2/3ページ)
ワシ、改作して自分流にするとか、講釈を落語にしたりするのは得意やねん。でも、最初から作る才能はない。どうやって作るの?
たい平 楽しいことがフッと浮かんだ時、そこにだんだん肉をつけていくと、一席になったりします。
鶴光 なるほど。
たい平 自分はいつまでも青春落語でいきたいと思っています。うまくまとまるのは簡単じゃないですか。それよりも、動き回る青春の芸。60歳、70歳になっても青春の芸。それを目指したいと思っています。
鶴光 (五代目春風亭)柳昇師匠は80歳を超えて赤穂浪士四十七士の名前、大石内蔵助以下、全部言えた。びっくりしたで、もう。新作も作ってた。それが若さの秘訣の気がしたね。
たい平 いつまでたっても、軽~い感じがいいですね。鶴光師匠だって、軽いですもんね。軽くいられるというのは、いちばん難しいことだと思っています。
鶴光 ワシ、いまだにグラビアアイドルに「乳頭の色は?」言うとるもんね。それ、なくなってしもうたら、三文の値打ちもない。
たい平 変わらずにスケベなこと言ってくれると、僕ら、うれしいです。
鶴光 下ネタはやらんのやろ。
たい平 初代三平師匠時代から、海老名家では禁止されてるもんで。
鶴光 なのに、アサ芸向きの謎かけ、ありがたいね。
《噺家と掛けまして、仮性包茎と解く。そのココロは、中にはむかない人もいるでしょう》たい平
たい平 SNSの時代になって、人とつながらなくてもいいと思う人もいますけど、落語聴くとやっぱり人とつながる楽しさがわかります。人間の幸せの最高レベルは、落語の世界なのかもしれない。ホントに天職に就いたと思っています。