都道府県ごとの駅数で見た「鉄道会社の覇権地図」がこちら (2/2ページ)
パスケースさんはこのことについて、
「大都市圏においてJRの占める割合が多いことに驚きました。これは私鉄の駅は多いものの、大手私鉄が何社もあるが故に駅数が分散してしまったからです」
と説明。たしかに関東では京急電鉄、小田急電鉄、西武鉄道、関西では阪急電鉄や阪神電鉄といった私鉄が多数存在する。それぞれの路線が合わさって人々の生活の足となっているのだろう。
【修正版】各都道府県内で会社ごとに駅を数えたとき、一番駅数の多い会社で色分けしました
基本的にはJRが多く、地域輸送の活発な鉄道を持つ地方ではローカル私鉄が、2大都市では地下鉄が強いです。
駅数の多い東武や名鉄、近鉄も負けていません。
山梨県はJR東海と東日本が同数でした。 pic.twitter.com/GBVOCJVogv
- パスケース (@Pass_Case) May 13, 2020
その一方で、富山地方鉄道(富山)、ことでん(香川)、とさでん交通(高知)、長崎電気軌道(長崎)、ゆいレール(沖縄のモノレール)はその地域限定のローカル線。沖縄にいたってはJRの駅がなく、ゆいレールが唯一の鉄道だ。
「予想していたより四国や北陸において地方私鉄が多くなっていました。これらは路面電車を持っていたり、駅を多数設置していたりします。
つまり、地域内輸送が非常に活発だということです。JRより駅数は少なかったものの、広島電鉄や伊予鉄道(愛媛)でも同じことが言えます」
パスケースさんはローカル線の駅数の多さをこう分析する。広島や愛媛、沖縄などにおいては観光客の利用機会も多いことだろう。
パスケースさんは今後の展望について、
「JRとJR以外の駅数比較、JR以外の駅数比較をしてみたいと考えています。きっと、JRの影響で見えていなかった私鉄の面がよりわかるようになるでしょう」
と話している。