香港で催涙ガス味のアイスクリームが爆誕していた件

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香港で催涙ガス味のアイスクリームが爆誕していた件
香港で催涙ガス味のアイスクリームが爆誕していた件

image by:twitter@lauraofthefree

 真っ黒なアイスクリームピザ味のアイスクリームなど、世界の人々のアイスに求めるものについて調べると謎が深まるばかりである。独創的なものほど話題を呼んで注目を集めるわけだ。

 しかし今回の奴は様子がちょっと違うみたい。民主化を求める抗議デモがいまだ続いている香港では、香港警察がデモ参加者に催涙ガスを大量に使用していることが問題となっていたが、これを逆手にとった商品が開発されたようだ。

 なんと催涙ガス味のアイスクリームである。というか催涙ガスの臭いを嗅ぎなれている香港市民にはおなじみのテイストなのだろう。
・催涙ガスが大量に使用されていた香港の日常

 香港では、2019年から大規模な民主化デモが継続して行われ、市民のデモ隊と武装警官が度々衝突していた。

 現在は新型コロナウィルスの感染拡大もあり一時的に沈静化しているものの、医療従事者がストライキを行うなど、形を変えた抗議行動が行われている。

 催涙ガスは、警察隊がデモ隊を鎮圧するときに大量に使用されていた。彼らにとって催涙ガスは嗅覚に刻み込まれた苦い経験であり、それをいつでも思い出すことができるアイスクリームの登場はある意味必然だったのかもしれない。

 31歳のアイスクリーム屋を営む店主が、民主化運動を支援する気持ちを込めて作り上げたのだという。


・様々な刺激的調味料で味を再現

 店主は、催涙ガスの味を表すためにワサビやマスタードなど様々な刺激物を使って試作したそうだ。結果、最もしっくりくるのは特別に焙煎した黒コショウだということが分かったそうだ。

 どうやら店主の研究の成果もあり、非常に刺激的な味に仕上がっているみたいだ。お店は香港西部にあるツェンワンにある大型ショッピングモール内にあるり、パンデミックの前は、1日で20~30人の人々が激辛テイストを試しに来ていたという。


 お値段は日本円にしてひとつ500円ほどで、肝心のお味の方は昨年実際に催涙ガスを食らった経験のあるアニタ・ウォングさん曰く

一口目は息をするのが苦しいと感じて、そのあとはただただ辛くてまさに催涙弾のような味でした。あれを浴びた時のことを思い出します。

とのことだ。

 コロナの影響で沈静化しているとはいえ、まだまだデモは進行中だ。5月10日には、ショッピングモールでの集会が街頭での騒乱に拡大し、数百人の武装警察が動員された。ここでも警察部隊は、デモ隊や記者に催涙ガスを噴射したという。なお、この騒動で18人が病院に搬送され、230人が逮捕されたという。

References: NBC NEWS/Twitterなど / written by kokarimushi / edited by parumo
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