岡村隆史「50歳がんばろう」石橋貴明に決意も…「大丈夫?」の声
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ナインティナインの岡村隆史(50)が、5月19日の『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)に出演。同番組はMCのとんねるずの石橋貴明(58)を相手に、焚火を目の前にゲストが飾り気なしのトークを楽しむ人気番組。19日の放送回で岡村は、新人時代の思い出話や、今後の抱負を話していたが、その姿にどこか哀愁を覚える視聴者が多かった。
「岡村は、4月23日の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、“コロナ明けは、かわいい子が風俗で短期的に働く”という旨の発言をして大炎上してしまいました。相方の矢部浩之(48)が30日に同番組で“公開説教”したことで多少沈静化しましたが、いまだに炎上は続いています」(ラジオ局関係者)
そうした経緯もあったため、『薪』での出演を差し替えられるのでは、と危惧するファンもいたが、無事放送された。
「岡村は自分を“最後の河田町世代”と話し、当時の芸人たちは“ギラギラしてたけど、キラキラしていた”と評していました。フジの『ねるとん紅鯨団』の芸能人大会やビートたけしの『お笑いウルトラクイズ』に続けて出演したころから注目されるようになり、“芸能人になった気がした”と人気芸人になった頃を振り返っていました」(番組関係者)
97年にお台場に移転するまで、フジテレビの社屋は新宿区河田町にあった。『ひょうきん族』や『ねるとん』、『お笑いウルトラクイズ』など多くの人気バラエティが放送されていたまさに黄金時代のフジテレビを支えており、その時代のフジの番組を、デビュー前の岡村も、視聴者としていつも見ていたという。
「『スターどっきりマル秘報告』でドッキリに引っかかった際も、“やった! 仲間入りした!”と思ったそうです。『ねるとん』や『ウルトラクイズ』など、自分が見ていた番組に出演できたことについて“本当に夢見てるようでしたね”と目を輝かせて話していた岡村の姿は、本当に生き生きしていましたね……」(前同)
■コミュニケーションをとろうと意識した矢先に…
その後も話は尽きず、『めちゃ×2イケてるッ!』放送当時はとにかく必死でピリピリしていて、視聴率や人付き合いまで頭が回らなかったと、岡村は語る。収録後も、スタッフと飲むことはほとんどなかったという。
「50歳も近づき、“ちゃんとスタッフとコミュニケーションをとらないとな”と思うようになったと、変わりつつあることも同時に明かしていたんですが、変わり始めた矢先に風俗発言炎上事件です。
実際、“公開説教”で矢部は岡村に対して、“ADの女子がコーヒーを入れてもお礼を言わない”“誘いを自分で断れず、後からマネジャーに断らせている”と、過去のスタッフとのコミュニケーションについて指摘していました。岡村にも、自覚はあったんですね……」(専門誌記者)
『薪』では、岡村が2010年に精神的な問題から長期休業したことにも触れていた。
「自分のできることとできないことがわかった」「あれ(病気)がなかったら、いまもピリピリしたままだった」「誰かに頼ることや、力を抜くことを覚えた」
と、休養を経て、価値観が変わったことを話していたが……。
「一人で抱え込まないようになったのは、本当だと思います。今回の炎上騒動でも、岡村は今後について矢部やスタッフとちゃんと話し合って、最終的に『ナインティナインのオールナイトニッポン』として2人でやり直すことを決めましたからね。
しかし、公開説教の際、矢部に“逃げ癖がある”“いろんな人の力でやってこれたけど、景色を変えたほうがいいと思う“と指摘されているように、まだまだ、性格に難は残っていた。岡村も、”気づけてない部分もあった。“(矢部に言われて)はじめてそうなんやと思った部分もある“と自戒しています」(前同)
■もはや脅迫に近づきつつある批判の声
岡村や、『ANN』のスタッフは今回の事態を重く受け止め、矢部の説教を経たものの、スムーズに再スタートを切れるかどうかは、まだわからないという。
「関係者がよれば、いまだに抗議のメールや電話が絶えないそうです。岡村の事務所にも電話が殺到して、社員も参っているとか。 “徹底的に追い込む”とか“降板まで追い込んでやる”とか、もはや脅迫の域では……というクレームもあるそうです。岡村の発言は不謹慎だったかもしれませんが、ちょっと度を越していますよね。“もはや魔女裁判”“岡村の人権はどうなる”“これも自粛警察みたいなもんだよな”と、過剰すぎる叩きに同情する声も、ネットで見受けられます」(前出の記者)
『薪』は、岡村と石橋が、「お互い50と59。頑張りましょう!」と、互いの健闘を祈るように締めくくり、幕を閉じた。今年の7月3日にちょうど50歳になる岡村。本来ならばおめでたい年だったが、まだまだ逆風は続きそうだーー。