サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「穴はスマイルカナの逃げ粘り」 (2/2ページ)
しかし道悪にしてはハイペースの中、早めにレシステンシア(2着)に絡まれながら、よく頑張り通したと感心する。前半、もう少し余裕があったなら、際どい勝負になっていたのではないだろうか。
420キロに満たない小兵で、その勝負根性には脱帽ものだが、そんな激戦をくぐりながら大した反動もなく、この中間は至って順調というから驚く。
これまでの6戦全てがマイル戦。母の父はフォーティナイナー産駒で短距離馬。ならば距離の不安を指摘されても当然だ。
しかし、どうだろう。小柄な牝馬ながら繊細さは感じられず、どっしりと落ち着き払っているところがいい。この図太い神経がなんとも頼もしいではないか。それに母は海外のGIで2勝したエイシンヒカリの半姉。母系からは距離の不安はない。
今年もフルゲート必至とみられるが、ざっと見渡して競ってきそうな同型馬がいない。ならばハナを主張してマイペースで逃げられるはず。桜花賞より流れは当然緩くなると思われ、この馬にとっては競馬がしやすいことは間違いない。
1週前の追い切りも軽快かつリズミカル。晴雨にかかわらず、大きく狙ってみたい。