ダウンタウン浜田に明かした「最期に聞きたいのは…」志村けん2つの夢
今年3月29日、新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した、国民的コメディアン志村けんさん(享年70)。5月20日深夜に放送された、ダウンタウン・浜田雅功(57)の番組『浜ちゃんが!』(日本テレビ系)で、かつての浜田と志村のやり取りが再放送され、志村さんが語っていた『夢』が注目を集めている。
「『浜ちゃんが!』では、2週にわたって志村さんと浜田が共演した番組を再放送する追悼企画を行いました。『浜ちゃんと!』の05年7月に放送された『志村の帰宅してから翌朝までの生活再現』と、03年11月の『熱海の旅館で2人きりのガチ飲みトーク』の2本です」(制作会社関係者)
『生活再現』で志村さんは、 “シジミのだし汁でご飯を炊く”“大葉に凝っている”と、健康オタクぶりを発揮。また、料理上手でもあったため、浜田に料理を絶賛される一幕もあった。
「1本目もよかったですが、視聴者をしんみりした気分にさせたのは、2本目の『熱海でガチ飲みトーク』でしょう。スタッフも抜きで、2人きりで浴衣姿の浜田と志村さんが酒を飲みながらトークをする企画でしたが、このコーナーで志村さんは2つの“夢”を語っていたんですよ」(前同)
■存在した証を残したかった
1つ目の夢は、“子供”についてだった。当初は「独身でも不自由はない」「一人でいるのが好き」と話していたが、浜田の「志村けんのDNAは残さないとダメですよ」という発言にふれ、次のように話を展開していた。
「“二世タレントは苦労する”と話しながらも、“DNAとかじゃなく、俺が存在したという証は欲しい”と、子宝を願うような発言をしていました。同時に、女性と付き合っても長続きしない、という悩みも打ち明けていましたね」(テレビ専門誌記者)
志村さんは02年に著書『変なおじさん【完全版】』(新潮文庫)で、19歳当時、同棲していた恋人との間に子供を授かったものの、周囲の反対や経済的な事情から、恋人との関係が終わってしまったことを明かしている。恋人や子供の消息は不明だ。
「4月30日の『女性セブン』(小学館)で志村さんの知人が明かした話によると、50歳前後になって“自分の子供と一緒に酒を飲んでみたいなぁ” “クラブやガールズバーにも一緒に行きたい”と、たびたび話していたそうです。バカ殿二世、見てみたかったですね……」(前同)
■叶わなかったコメディアンとしての夢
もう1つは、やはり“お笑い”についての夢だった。
「浜田が“引退は考えているのか?”と聞いた際に志村さんは“ずーっとやるよ。悪いけど(笑)”“自分は笑いでいったら、まだまだだからね”と、意欲的な姿を見せていました。
そして、その際に“舞台で死ぬのが理想”と話していたんです。“最期に聞くのがお客さんの拍手と歓声。これは本当にコメディアンとして夢よ”と、生き生きと話していました。当時の浜田は酔っていて“何それぇ(笑)”と笑っていましたが、ワイプに映る現在の浜田は、何とも言えない表情をしていましたね……」(前出の専門誌記者)
VTRが終わり、浜田は「やっぱ忘れてはいけない人間なんで、そういうこと(再放送)をやればいいんじゃないですかね」と、志村さん関係の番組の再放送の希望したうえで、「いいVTRを見させていただきました。ありがとうございました」と、一礼して、2週にわたった志村さんの追悼企画は終了した。
「SNSでは、“浜田の表情がたまらなかった”“今だったらどんなトークしてたのか見たかったな…”“ワイプを見たら浜ちゃんも泣きそうじゃん…”“面白かったけど、やっぱり寂しい”などなど、多くの反響が寄せられています。今年12月公開の映画『キネマの神様』で、約20年ぶりの映画出演が決まっていたり、NHKの朝ドラ『エール』に出演したりと、演技方面にも期待が寄せられていただけに、本当に残念でなりません」(前同)
5月20日の東京都東村山市の公式ツイッターによると、4月6日~5月16日に市がウェブサイトで募集した志村さんへの追悼メッセージは、2万2336件にも及んだという。
スターの姿は永遠に人々の心に残る。浜田もあらためて、志村さんの記憶を刻みこんだことだろう。