クラリス・ジャパン、Claris FileMaker と iPad の導入事例を発表 パンプスのセミオーダーをデジタル化、業務のミスや無駄を減らして作業効率化 (2/3ページ)
こうした課題を解決するために、オーダーシートを紙の用紙から iPad に置き換えるシステム化をClarisパートナーの株式会社ジェネコム(東京都新宿区)が開発し、カスタム App をわずか3か月で稼働。これにより、接客中に店頭で入力したオーダーシートのデータが工場での生産指示書にそのまま反映され、しかも顧客は購入の楽しさを体験できるようになりました。
全日本革靴工業協同組合連合会 革靴認証事業部長 元田真吾氏は、このシステムの導入成果について次のように述べています。「i/288 セミオーダーのカスタム App は、店舗スタッフが操作する前提で作りました。しかし実際にはお客様が iPad を手にとってあれこれ選んでいます。それがとても楽しそうなのです。年齢層の高いお客様も抵抗なく使いこなしています。これはデジタル化を考えた時には想定していなかった効果でした。」
i/288セミオーダーのカスタム App が使われている髙島屋大阪店 婦人靴売場 シニアマネジャー兼ストアバイヤーの川野恭延氏は次のように述べています。「iPad 上ですべて完結しますので、データの管理もとてもしやすくなりました。iPad のオーダーシート自体がすごく見やすいので、お客様が次にどこを記入するかわかりやすくて、効率的に完成します。」
仕様検討からわずか3か月で本稼働しただけでなく、稼働後も現場の使用者からの意見を受けて、常に改善を図っています。例えば、iPadでセミオーダーの注文を入力するとき最初に写真を撮ることから始まるようにプロセスを変更しました。この手順はカスタム App の利用開始時には含まれていませんでした。これは、セミオーダーの靴が完成してフィッティングをする際に、サンプルを履いた時との客観的な比較が必要になることがあるため追加したものです。こうした変更要求に対して柔軟かつ迅速に応えられるアジャイル性が Claris FileMaker の特長であるとの評価をいただいています。