IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)の市場規模、2025年には66億米ドルへ、CAGRも4.6%で成長すると予測 (2/4ページ)

バリュープレス



APAC(アジア太平洋地域)の IGBT市場は最高のCAGRで成長する

APAC市場の成長は、この地域の高い製造能力と風力・太陽光発電能力に起因していると考えられます。人口の多い中国やインドなど、十分な製造能力を持つ国の存在が市場の成長に大きく貢献しています。さらに、中国、日本、インド、韓国などの国々のEV/HEV市場の隆盛がAPAC市場を牽引すると予想されています。EV/HEVの販売シェアは中国が最大であり、インドは国内のEV/HEVメーカーを支援するための補助金を交付しています。

サイリスタ業界ではAPACが最大のシェアを占める

2019年、APACは世界のサイリスタ市場で最大のシェアを占め、最高のCAGRで成長すると予想されています。これは、人口増加による電力需要の急増に対応するため、より効率的な送電システムへの要求が高まっていることに起因しています。

さらに、この地域には複数のHVDCプロジェクトがあります。例えば、中国は人口が多く、かなりの電力供給を必要とするため、HVDCシステムを採用しています。周山(Zhou Shan)、上海(Gezhouba - Shanghai)、天光(Tian-Guang)、三峡(Three Gorges - Changzhou)などは、主要なHVDCプロジェクトの一例です。

複数のIGBTメーカーとHVDCプロバイダーは、APACでの事業展開に力を入れています。例えば、2019年1月には、ABB Ltd. (スイス)は、インドの国営電力網事業者であるPower Grid Corporation of India Limited(インド)から6億4,000万米ドル相当の契約を獲得しました。この契約により、同社は800キロボルト(kV)の超高圧直流(UHVDC)送電リンクを1,800km以上納入し、8,000万人以上の人々に電力を供給することが期待されています。
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