EXIT兼近大樹の「日本を救う」⁉︎“あざまるスポンジ”力

日刊大衆

EXIT兼近大樹の「日本を救う」⁉︎“あざまるスポンジ”力

 兼近大樹(29)と、りんたろー。。(34)のネオ渋谷系漫才コンビ『EXIT』の、意外な一面がSNSで大いに話題になっている。

「5月30日に、テレビ朝日の地上波番組『アベマの時間』で、インターネットテレビ・ABEMAの人気番組『報道リアリティーショー ABEMA Prime(アベプラ)』の特別編が放送されました。これは、5月21日にEXITの2人がMCを担当した『芸能人の政治的発言 日本で受け入れられないワケ』、『生まれた家庭や環境で人生決まる? "教育格差"を考える』の2テーマを取り上げた回でしたが、EXITの2人、特に兼近がふだんのチャラ男キャラからは想像できないほど、しっかりした意見を専門家と交わしていたんですよ」(女性誌記者)

 兼近は『よしもと男前ランキング2019』で1位を獲得したイケメンだが、ピンクに染めた髪や、チャラいキャラクター性は、報道番組とは正反対の印象をだったが……。

「コロナ禍で浮き彫りになった、両親や環境による『教育格差問題』についてどう思うか尋ねられた際、兼近は自分の過去の経験から、”そもそも、格差が生まれているところは、格差に気づけない。ほかの階層が見れない状況”“親ですら、教育格差を知らない”という意見を述べました。
 また“(勉強の機会を与えられても)やりたいと思えない環境にいたからこそ、「やらねぇよ」「やってたまるかよ」になった。問題はそこにあるんじゃないかと思う”という兼近の発言は、共演した専門家を驚かせていましたね」(前同)

『教育格差 階層・地域・学歴』(ちくま文庫)の著者で、教育社会学者の早稲田大学准教授・松岡亮二氏は、この兼近の発言に対して、

「教育社会学の授業を取っていたんですか?」「まさか、もう私の本を読み終わっているんですか?」「すごく真意を汲んだ話」と、兼近の的確なコメントを絶賛している。

 視聴者からも「教育格差、田舎者の私はすごく感じてた!!今でさえ大学は当たり前になって来たけど、進学するのに相当親に頭下げたの覚えてる「「昔(ビート)たけしが”頭の悪い奴にお笑いはできないよ”って言ってたの多い出した」「わかりやすくて、ニュースが見たくなる」と、多くの反響を呼んだ。

■実は読書家の兼近

「5月23日のりんたろー。の公式『note』では、りんたろー。の妹が兼近に3冊、本をプレゼントしたエピソードが語られていましたが、りんたろー。によると兼近は、“活字とのチャラつきにはこだわりのある”“言葉(描写)のきれいさにこだわる”そうです。

  兼近にプレゼントした本は、雨宮まみ氏のエッセイ『東京を生きる』(大和書房)、社会学者の岸政彦氏のエッセイ『断片的なものの社会学』(朝日出版社)、太宰治賞を受賞した今村夏子氏の小説『こちらあみ子』(筑摩書房)。エッセイ2冊にも”おぉ~”と喜んでいた兼近ですが、『あみ子』には、”うわ! これ読みたかったやつ!!”と、大喜びしていたとか。『あみ子』は、風変わりな少女の行動が周囲の人間に影響を与えていく姿を描いた小説で、兼近が好きな村田沙耶香氏の『コンビニ人間』(文藝春秋)に近いところがあるのでは、とりんたろー。は『note』で考察していますね。

 また、19年8月24日の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で兼近は、ピース又吉直樹(39)のエッセイに“こんな面白いこと書ける芸人さんってスゲェな”と感銘を受けたのが、芸能界入りするきっかけになったと話していました。実は読書家なんです」(前出の女性誌記者)

『メレンゲ』では、読書をするようになったのは20歳過ぎだったという。幼少期、兼近は経済的に困窮している家庭で育った。妹の生活や学費を優先するために、定時制高校を中退した話は有名だが、2月27日の『笑下村塾』でのインタビューでは、

「俺にしたら(映画)「万引き家族」は“あるある”だらけでした」

「(ドラッグ問題について)知る過程が普通とは逆だったんです。中学生くらいの時に聞いて「薬物って、あれのことじゃん。ダメだったの?」って知った。俺はやっていなかったけど、やっている人は薬物から抜けようとも思っていない。悪いことだと理解した上で「だから何なんだ」「それを止めたところで、別の世界で受け入れてくれるのか?」という話だから」

 と、想像以上に壮絶な環境で育ったことを明かしている。同時に、そうした世界から脱出できた理由に「ラッキーだったのは、小さい頃から親に優しくされていたし、助けてくれる人もいたので、落ちるところまで落ちていなかった。愛を知っていたということです」と、親への感謝の念を話していた。

■EXITは若年層がニュースを見るきっかけになる

「インタビューでは、『教育格差』についても、『アベプラ』で話したのと同じ“まず格差に気づけない”という旨の話をしていました。

 そして、5月30日の『アベプラ特別編』では、報道番組のMC業について“知らないことを知れるっていうのが、僕はいま楽しいですね”と明かしている。かつて、過酷な世界にいたからこそ、いろいろな知識を得ることが本当に楽しいのでしょう。それが、読書好きな面と相まって、スポンジのような吸収力の高さに直結しているんだと思います」(前出の女性誌記者)

 SNSではEXITの2人が報道番組を担当したことで、「真剣にニュースを見るようになった」「とっかかりを作ってくれた功績ってものすごく大きいんだよね」「2人の起用によりニュースに興味を持った人多いと思う」と、ニュースについて関心を持つようになった人たちのコメントが多く見受けられる。

「今年3月の『お笑い第7世代の人気芸人ランキング』(ランキングー!)で、EXITは1位に輝いています。『newszero』(日本テレビ系)でMCを務める櫻井翔(38)が分かりやすい例ですが、こうした人気者が報道番組のMCを担当すれば、若い中高生もニュース番組を見るようになる。ABEMAはネットコンテンツですが、今回の地上波放送での反響を考えて、EXITの報道番組はテレビにとっても、非常に価値があるかもしれません」(前同)

 チャラさだけが魅力ではない兼近。地上波で報道番組を担当する日も、そう遠くないかも!?

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