木村拓哉（４７）が５月３１日にインスタグラムを更新し、愛犬のアムールが２歳の誕生日を迎えたと報告した。

「アムールは何度か木村のインスタグラムに登場していて、ファンから“キムタク似のワンチャン”などのコメントが寄せられており話題になったこともありました。木村のインスタグラムではアムールともう一匹、愛犬が登場するのですが、５月２２日発売の『ＦＲＩＤＡＹ』によると、その子の名前はエトワールだそうです」（ＷＥＢ編集者）

　すでにネットでは有名犬になってしまったアムールとエトワールだが、愛犬たちの名前について５月３０日付の『週刊女性ＰＲＩＭＥ』が報じた。

「エトワールは星、アムールは愛とそれぞれフランス語で意味があるのですが、記事によるとそれぞれの名前はアニメ『ＨＵＧっと！プリキュア』（テレビ朝日系）に登場するキャラクターから取られたのではないかというのです」（女性誌記者）

　『ＨＵＧっと！プリキュア』は２０１８年２月から２０１９年１月まで放送された『プリキュア』シリーズ１５作目の作品。主人公の野乃はなのクラスメイト・輝木ほまれがキュアエトワールに変身。プリキュアの敵対勢力であったものの、途中で離反して野乃の仲間になったアンドロイドのルールー・アムールが変身するのがキュアアムールだ。

「キュアアムールはキュアアシュリと一緒に変身するというちょっと変わった設定もあるんです。変身前のルールー・アムールと愛崎えみるのときも親友同士で変身も一緒。コンビならアムールとマシェリで揃えるところをあえて、エトワールとしたのは木村家流のセンスでしょうね」（アニメ誌記者）

　工藤静香（５０）は、２００５年公開の映画『ふたりはプリキュア ＭａｘＨｅａｒｔ』でエンディングテーマソング「心のチカラ」を歌唱。また、同作で希望の園の女王の声優も務めている。

「Ｃｏｃｏｍｉ（１９）とＫｏｋｉ，（１７）の年齢を考えると幼少期に『プリキュア』シリーズを好んで観ていた可能性は高いでしょう。工藤が出演した『ふたりはプリキュア ＭａｘＨｅａｒｔ』も２人揃って観ているでしょうし、おそらく木村も鑑賞しているのではないかと思われます。

　プリキュアは女児向けアニメの枠にとどまらず、作品としての完成度がおそろしく高いんです。娘と一緒に観ているうちに、自分がハマってしまう父親も続出している。木村もファンになった、という可能性は大いにありますね。他に、娘と一緒に観ていてファンになった芸能人というと、ＦＵＪＩＷＡＲＡの原西孝幸（４９）が有名ですね」（前同）

■プリキュア愛を貫いて「神扱い」

　これまでに『プリキュア』シリーズには本人役で芸能人がゲスト出演する機会が何度かあった。２００９年放送『フレッシュプリキュア！』（テレビ朝日系、以下同）にはオードリーの春日俊彰（４１）と若林正恭（４１）が揃って出演。２００８年放送『Ｙｅｓ！プリキュア５ＧｏＧｏ！』には、たむらけんじ（４７）が出演している。

「ＦＵＪＩＷＡＲＡも原西と藤本敏史（４９）が２０１２年放送の『スマイルプリキュア！』に本人役で登場しました。原西は大のプリキュア好きとして知られ、放送前から番組などで作品愛を語っていたほか、関係者にプリキュア関連の仕事がもらえないかアプローチしていたそうです。その結果、出演がかなったみたいですね。

　作中では、ギャグのような形で“ナチュラルパワーは野生の力！キュアゴリラ！”というオリジナルの変身ポーズを披露し、これがどういうわけかプリキュアファンやアニメファンの間で大好評だったんです。ファンからも好意的に受け止められて原西のプリキュア好きが広く認知されるようになりました」（前出のアニメ誌記者）

　アニメ出演後も原西はプリキュア愛を貫いた。２０１７年９月２８日放送のバラエテ番組『アメトーーク！』（テレビ朝日系）でプリキュア愛を熱弁。プリキュアファンやアニメファン以外にもプリキュア好きを印象付けた。

「以前、バラエティ番組で原西が語ったところによると、娘とプリキュアのイベントに出かけた際、大人のプリキュアファンに囲まれて“神だ！神がいる”と大騒ぎに発展したそうです。ファンからも神扱いされた原西でしたが、２０１９年９月１４日放送のプリキュアの人気キャラを発表する特番『発表！全プリキュア大投票』（ＮＨＫ）では予想外の出来事が起きました。なんと１回しか出演していない本人役の原西がキャラクター部門（プリキュア以外のキャラクターが対象の部門）で、３位にランクインしたんです。『Ｙｅｓ！プリキュア５』のナッツや『ドキドキ！プリキュア』のレジーナといったシリーズ屈指の人気キャラを抑えてのトップ３入りにネット上は騒然となりました」（前同）

■木村のゲスト出演の可能性は？

　前出のアニメ誌記者は続ける。

「原西はとにかくあちこちでプリキュアの話やものまねをしてきましたし、そのアピールがあって現在の地位を築けたと言えます。木村なら、ラジオやテレビで少しでもプリキュア好きをアピールすればすぐにでもオファーが来そうです。原西やオードリーのように本人役の可能性もありますが、工藤と同じく何らかの役が用意されるかもしれません。そういえば、工藤が演じた女王の夫はまだ明かされていんです……。

　希望の国が今後の作品で出てくるかわかりませんが、工藤の再登場、そして木村が殿下役として映画の中でも夫婦を演じる機会があるかもしれませんね……。木村は今年に入り、一気に“パパ路線”に変更しているといいますし、可能性はゼロではないのではと。映画のプリキュアは毎回、５０万人を優に超える動員数を記録します。木村が出れば話題性も抜群で、多数のメリットもあるのではないでしょうか。もし木村が出演するとなったら、芸能界のプリキュア好きとして“格上”の原西も大喜びでしょうね」

　木村は８月公開予定の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』で声優を務めているし、世界的な名声を得ている宮崎駿監督の『ハウルの動く城』でも主演している。キムタクのプリキュア出演、大いに期待できそうだ。