天才テリー伊藤対談「喰始」(1)久本と柴田がいるのは僕の人望かな (2/2ページ)
その時に小屋が空いてるかどうかはわからないけど、とにかく「延期」。僕がコロナで死なないかぎりはやれるだろう、みたいな。
テリー そもそもWAHAHA本舗ができたのは84年ですよね。ここまでずっと継続しているって、すごくないですか。
喰 ただ、劇団で売れたのは、久本(雅美)と柴田(理恵)だけだからね。ポカスカジャンなんかは「ガリガリ君」の歌とかで知られてはいるけど、いわゆるメジャーの人気までいってない。もう厳しいですよ(笑)。
テリー あんな売れっ子が2人いるだけでも十分じゃないですか。
喰 幸い、久本は結婚してないし、柴田は結婚したけど子供がいないから、現役のままやってくれている。2人とも仕事大好き人間だから、それで成り立っているような感じかな。
テリー ビッグネームになると、大きい事務所に入って劇団を辞めちゃう人も多いのにね。
喰 そうそう、そこは僕の人望だね(笑)。
テリー アハハハ、さすがだ。
喰 あの2人はWAHAHAが大好きで、僕がやっているようなことが他ではまずできないので、「絶対続けていきたい!」と言っていますからね。
テリー そう言ってもらえるのは、確かに喰さんの人望かもしれないですね。
喰 テリーさんと出会った頃の僕は一匹狼で、周りからも「お前には集団を束ねるリーダーになることは絶対無理だ」と言われていたんです。でも、まぁ、なんとなく成り行きで始めたら、それなりに責任が出てきて、「劇団員が1人でも残るなら、俺はやり続ける!」みたいな感じになっちゃってね。自分にも、意外にリーダー気質があるんだなって驚きました。