６月４日放送の嵐・櫻井翔（３８）と有吉弘行（４５）の冠番組『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会』（ＴＢＳ系）では、櫻井を慕う後輩たちで結成された『アニキ会』から、ＫＡＴ－ＴＵＮ・上田竜也（３６）、ＮＥＷＳ・増田貴久（３３）ＳｅｘｙＺｏｎｅ・菊池風磨（２５）といった豪華な面々が出演。アニキ会の入会希望者の話題が、視聴者の関心を集めている。

「アニキ会は、１８年のキスマイのコンサート後の食事会がスタートとされるグループです。今回の３人のほかに、Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２の千賀健永（２９）と藤ヶ谷太輔（３２）、ジャニーズＷＥＳＴの中間淳太（３２）による、計６人で構成されています。１９年１１月の『女性自身』（光文社）では、完全予約制の店や高級レストランなど、人目に付きにくい場所で会合を開き、櫻井がメンバーに司会術を教えている、と報じられたこともありますね」（女性誌記者）

　番組ではアニキ会への入会希望者としてＡ．Ｂ．Ｃ－Ｚの塚田僚一（３３）と美 少年（ジャニーズＪｒ．）の那須雄登（１８）が紹介されたが、アニキ会への入会をジャッジする上田は、どちらにも厳しい評価を下していた。

「那須が入会について“上田くんが怖くて言い出せない”と話していたと紹介されると、上田は“ビビってるのがダメっすね”“何かあった時にちゃんとできるのか心配ですね”と入会に難色を示していました。有吉や櫻井も、“まだ１０代だしね”と軽く触れて終わりましたが、一方の塚田は、上田がある“疑惑”から入会を却下して、番組内で話題となりましたね」（前同）

　塚田は「飲み会の場として家を提供します」「手料理も準備します」「運転手から写真撮影係まで何でもやります」と、アニキ会入りに熱烈なアピールをしていたが、上田は「いや、塚田はダメですね。信用できません」とバッサリ入会を拒否した。

「塚田に関して“アニキ好きと聞いたことない。ミーハー心がある気がする”と上田が指摘したほか、櫻井と増田がすでに塚田を慕う『塚田会』があることに触れると、“そうなんすよ。（アニキ会を）乗っ取る気ですよ”と指摘しました。『塚田会』は、少数精鋭を旨とするアニキ会と違って、かなり大所帯ですからね」（前同）

『塚田会』は、「会長の塚田を褒める」「悪口禁止」「２０歳“以上”の男子」と入会条件がかなりユルいグループで、数多くの若手ジャニーズが所属している。

　１６年３月１２日の『王様のブランチ』（ＴＢＳ系）の本人のコメントによれば、結成は１３年ごろ。主な活動内容はカラオケや交流会で、費用はすべて塚田持ちだという。

　結成初期のメンバーはＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの薮宏太（３０）、八乙女光（２９）、有岡大貴（２９）、高木雄也（３０）。Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２の北山宏光（３４）、二階堂高嗣（２９）、宮田俊哉（３１）。Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚから五関晃一（３４）、戸塚祥太（３３）、途中から、セクゾの中島健人（２６）、佐藤勝利（２３）、最近ではＳｎｏｗＭａｎなど、そうそうたるメンバーが揃っている。ちなみに『アニキ会』のＮＥＷＳ増田とセクゾ菊池も、実は『塚田会』と掛け持ちしている。

■ジャニーズ屈指の気前と性格の良さで知られる塚田

「櫻井も“Ｍ＆Ａ（合併・買収）だね”“（飲み会の場に）家を提供してもらったら、『塚田会』の後輩たちもいて、気付いたら塚田の会になってる気がする”と、乗っ取りを危惧する発言をしていました。ただ、塚田はジャニーズどころか芸能界きっての性格の良さで有名ですから、杞憂だと思いますけどね（笑）」（専門誌記者）

　塚田はたびたび金欠に陥っていることが話題になるが、原因は後輩や仕事仲間たちに優しすぎるから。１８年５月９日の『ＰＯＮ！』（日本テレビ系）では、映画『ラスト・ホールド！』撮影時にキャスト・スタッフ全員分（５０～６０人）に高級焼肉弁当を差し入れしたり、１９年３月３１日の『ニノさん』（日本テレビ系）で、「１００人近いＪｒ．に１万円ずつお年玉を渡した」と話したりと、エピソードは数えきれない。

「今年１月３日の『嵐ツボ』（フジテレビ系）で、嵐・大野智（３９）が塚田を“本当は悪い奴だと思う”と本性を暴くためにサシ飲みドッキリを決行したんですが、その際も“楽しみだった企画（バック転日本一記録者との対談）ではなかったことに怒らない”“マズい卵焼きやケーキを振舞われても、「オリジナリティがある」「イメージした味と違う」と言葉を選び最後まで「マズい」とは言わない”と、逆に本当にイイ奴、と性格のよさを裏づける形で終わりましたよね」（前同）

　しかも、その際に「本当にお金に困ったら、みんなに“おごったよね”“高いものとは言わないから、ご飯食べさせてね”と言おうと思っている」と、いよいよ腹黒い一面を見せるかと思えば、「本当に困ったら、住む場所と食べる場所があれば生きていけると思う。あくまで行くところまで行ったらだけど」と謙虚すぎる発言をし、逆に大野を心配させている。塚田の性格のよさに、もはや疑う余地はないだろう。

「上田は“下心がある時点でダメっすね”と塚田の入会拒否していましたが、共演者の平成ノブシコブシ・吉村崇（３９）に“ちょっとビビってんじゃないの。武力（ポジション）奪われるから”とイジられていましたね（笑）と上田は“ビビってないです”と苦笑いしていましたが、意外と肉体派ポジションが被るのを恐れてのけん制発言かもしれません（笑）」（前同）

　１５年５月３１日に国立代々木競技場第一体育館で行われたコンサートでは、連続３０回バック転を披露したこともある塚田。性格のよさも相まって、上田にとっては思わぬ強力ライバル出現かも!?