ヴィーガンも真っ青?穀物さえも否定した仏教の過酷な修行「木食戒(もくじきかい)」 (2/3ページ)
それでは有難みが薄まってしまうため「とにかく穀物は全部禁止!」として修行に励み、それをやり遂げた者が「木食上人(又は断穀聖、十穀聖など)」の称号を得たのでした。
しかし、成人の健康を維持するだけのカロリーや栄養を植物だけで確保するのは難しく、即身仏(そくしんぶつ。ミイラ)になるような死を前提とした修行を除いては一定期間をもって満了としているようです。
命を「いただく」ということ殺生(せっしょう)はよくない……だから肉や魚など動物性の食料を摂らず、植物性の食料だけで命をつなぐ菜食主義は、誰の命も奪っていないように見えます。
しかし、穀物や野菜だって生きています。殺す際に血を流したり、叫んだりもがいたりなど、これと言った抵抗を示さないだけで、命を持っていることには人間と違いがありません。