都市部に住む野生のキツネが進化、飼いならされた犬に近づいてきている(英研究) (1/4ページ)

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都市部に住む野生のキツネが進化、飼いならされた犬に近づいてきている(英研究)
都市部に住む野生のキツネが進化、飼いならされた犬に近づいてきている(英研究)

都会に住むキツネの犬化 / Pixabay

 イギリスの首都、ロンドンは大都市でありながら、たくさんのキツネが暮らしているところだ。そこで暮らす人とキツネの割合で言えば、300人あたり1匹にもなる。

 『Proceedings of the Royal Society B』(6月3日付)に掲載された研究によれば、人の多いで都会で暮らす野生のキツネには、田舎のキツネとははっきり違う新しい特徴が現れているそうだ。

 そうした変化は、犬や猫が家畜化された初期に現れたものと同じなのだそうだ。
・都会で暮らしやすいよう適応進化したアカギツネ

 イギリス都市部では、野生の「アカギツネ(学名 Vulpes vulpes)」が多く生息している。

 グラスゴー大学(イギリス)をはじめとする研究チームは、1971年から73年にかけてロンドンやその近郊で収集された大人のアカギツネの頭蓋骨111点を分析したところ、頭蓋骨のサイズに明らかな違いが見つかったのだ。

 彼らはわずか1世紀ほど都会で暮らしただけなのに、田舎のキツネに比べて、頭が小さく、マズルが短く幅広だった。またメスとオスとの体の大きさの違いも小さかったという。
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