６月２日放送の『あちこちオードリー』（テレビ東京系）に、野生爆弾のくっきー！（４４）と小籔千豊（４６）が「こだわり強め芸人」として登場、オードリーの２人とトークを展開した。オードリーの若林正恭（４１）といえば、４月１１日に放送された『ザ・ドリームマッチ２０２０』（ＴＢＳ系）で、くっきー！とコンビを組んだことが話題になったが、今回はそのときの思い出話も飛び出した。

　若林とくっきー！は『ドリームマッチ』で、兄妹が空き巣に入る設定のコントを披露。最初は扉やテーブルを破壊する妹役のくっきー！に、兄役の若林がアタフタ。しかし、ベッドに潜んでいた宇宙人が現れ、ヒーローに変身した若林が宇宙人との戦いに敗れて血を流すという、トンデモ展開だった。この予測不能なコントに、他の芸人たちや観客からは悲鳴に近い声が上がっていた。若林はこのコントについて、他の出演者たちとネタが被る心配がなかったと明かした。若林は、出番は後のほうだったが「誰がウケたとかも、あんまり関係ない」と、悩むことも本番前の怖さがなかったと続けた。するとくっきー！は、間髪入れずに「関係ないの。ようは、お笑いやってないのよ！」と持論を語り、若林や小籔を笑わせた。

■ガラス割りたいねん

　またネタづくりの話では、若林は「“ガラス割りたいねん”から始まりましたもんね」「その前に、“若林くんて坊主にできる？”って聞かれて」とくっきー！からの提案を明かした。若林によれば、くっきー！は当初、若林が坊主にして国会議事堂の被り物をして主張を叫ぶというネタを考えており、「若林くんめっちゃかっこよない？」と言っていたと続けた。若林が「ウケるウケないの会話、一切なかったですよね」とくっきー！に聞くと、「ないないない。ここスベるなとか一切ないよね」と同意。これを聞いていた春日俊彰（４１）が、不思議そうに「どうやって（ネタを）作っていくんですか？」と尋ねると、くっきー！は「かっこええの羅列やんか！　かっこええのミルフィーユやんか」と独特のたとえをし、スタジオを爆笑させていた。

　この裏話に、視聴者からは「あのコントだったら人と被ることは一切ないだろうねｗ」「やっぱくっきー！は天才としかいえない」「若林さんとくっきー！さんのネタの話が聞けてよかった」「若林さんもよくやり遂げたなと感心」「一夜限りなのに坊主を要求してくるの草」「ドリームマッチのくっきー！×若林のネタを裏話踏まえたうえで見るとなおさら味わい深い」「くっきー！さん、若林さんのこと ばやちんって呼ぶのか」など、さまざまなコメントが上がっていた。強烈な印象を残した若林とくっきー！のコント、ぜひまた見たい！