吉沢亮、“危うい賭け”大河ドラマ主演の成功は「声が鍵」 (2/2ページ)
顔の完成度と演技が揃い、そこに役がハマった役者って恐ろしいパワーが出るものだと息を飲んだ。
過去、映画『オオカミ少女と黒王子』で共演した二階堂ふみ(25)は舞台あいさつで「平成のアラン・ドロンのような輝きがある」と吉沢を紹介したそうだが、そうそう、アラン・ドロンぽい! ただ、私は『オオカミ少女と黒王子』当時は、彼の輝きにまだ気づけなかった。『斉木楠雄のΨ難』の海藤瞬役は少し面白いと思ったけど……。やっぱり気がつくのが遅いのか。
■山崎賢人とのコンビは永遠!
『キングダム』の主役、信を好演した山崎賢人(25)は作品に誠実さを香らせ、吉沢と一緒に立っていると画面のバランスが素晴らしく良い。お互いをリスペクトしつつ、年をとっても、良質の邦画を大切に大切に生み出していく名コンビとして続いてほしいと思う。名作『蒲田行進曲』を、この2人で見たい。
さて、吉沢は2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の主役、渋沢栄一も決定している。発表されたときは「これまた賭けに出たなあNHK」と思ったが、『キングダム』の威厳と素晴らしいセリフまわしを聞いた今となっては、ワクワクしかない。17年に主演した『ぼくは麻理のなか』(FOD)がフジテレビ系で6月2日から毎週火曜に放送中だし、今からしっかり研究をしなくては。
『キングダム』の続編も、当然、映画館に行くつもりだ。が、第一作も映画館に行けばよかったと悔やんでいる。ああ、繰り返しになるが、気づくのが遅かった!(田中稲)