悩まない、苦しまない、ホッとする育児書。 育児書「新「育児の原理」あたたかい心を育てる 2020年改訂版のご案内(アップリカ育児研究所Book) (2/4ページ)

バリュープレス

極端なことをいえば、母乳で最初の2週間がんばれば、あとはたとえ混合栄養になってももういいのです。これをよく徹底させたいと思います。」(『新「育児の原理」』112ページ「母乳で最初の二週間はがんばる」より)
このように、初乳が含まれる最初2週間の新生児への母乳育児の重要性が説かれています。アレルギーを防ぐために、育児用ミルクを先に与えるのではなく、お母さんの初乳を与えることが何よりも重要であることがわかります。
アレルギーだけではありません。新型コロナウイルスなどの感染症に対しては不明ですが、多くの既存の感染症に対しては、コロラド大学小児科医のヘンリー・K・シルバー先生は著書『日常臨床のための小児科医のハンドブック』(日本版 廣川書店 監訳 小林登)の中で、「母乳は感染症を予防して胃腸や呼吸器を守る」と母乳育児の大切さを説明されています。(『新「育児の原理」』119ページ )  
また、内藤先生は、「初乳に含まれる分泌型IgAは、赤ちゃんの呼吸器や消火器の粘膜の表面をおおって、大腸菌やチフス菌、ウイルスなどが侵入して病気になるのを防ぐ。(『新「育児の原理」』「免疫物質IgAが多く含まれている初乳」81ページ)」と書かれ、本書監修 小林登先生は、「分泌型IgAは免疫物質が多く、感染症にかかりやすい生まれたばかりの赤ちゃんの免疫力を高めて守っている」など母乳の免疫力の力をIgAにより説明されています。
これまでも、ユニセフ・W.H.O.等赤ちゃんに携わる多くの機関が、母乳育児を推奨しております。W.H.Oのテドロス事務局長は新型コロナウィルスに感染したお母さんでも母乳育児を推奨すると公表しました。どうかメディアの皆様のお力添えで、現在、不安を抱えておられる妊婦さんやお母さんに、免疫物質IgAはお母さんの初乳のなかにしか存在していないこと、初乳は赤ちゃんのアレルギーや感染症の防御壁になることをお伝えしていただき、安心して母乳育児を続けてくださることを切に願っております。 最後にこのような研究結果を残していただいた川崎富作先生のご冥福をお祈りいたします。

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