６月２３日、夜８時から行われ２時間にも及んだ記者会見の最後を、お決まりのキメポーズ「ティッ！！」で締めた元ＮＥＷＳの手越祐也（３２）。会見の模様は自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「手越祐也チャンネル」で生中継され、一時は１３０万人が視聴する大注目ものとなった。

　そんな手越は、会見の４日前、６月１９日にジャニーズ事務所から退所。

　５月１３日発売の『週刊文春』（文藝春秋）で外出自粛期間だった４月下旬に、複数の女性らを招いて、プライベートパーティーをしていたと報じられたため、同月１５日にジャニーズ事務所からチャリティーユニット『Ｔｗｅｎｔｙ★Ｔｗｅｎｔｙ』（トゥエンティ・トゥエンティ／通称トニトニ）への不参加が発表され、さらに５月２３日、六本木のバーやラウンジで複数の女性らと共に飲み会をしていた、と同日付の『文春オンライン』で報じられ、同月２６日に芸能活動自粛を発表。こうした不祥事が引き金となったのか、ジャニーズ事務所を去ることになったのでは言われていた。

「６月２３日の会見で手越は、今年３月の時点でジャニーズ事務所に退所の意向を伝えたことが大きかったと話していましたね。途中から双方、弁護士を立てての交渉となり、ジャニーズサイドからいつ契約解除を言い渡されるか分からない状況にあったということでした。

　そうして退所することになったものの、手越は前を向いて、次のステップに向けての準備を進めています。６月１９日にツイッターアカウントを開設、６月２２日１７時にＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『手越祐也チャンネル』をツイッターで公表し、そして２３日の記者会見開催に至りました」（女性誌記者）

　今後の動向についても注目を集めており、各メディアが取り上げている。

「手越の今後について、“実業家”や“ＹｏｕＴｕｂｅｒ”になるのではないか、といった声もあります。後者については『手越祐也チャンネル』を設けましたので、可能性としては大いにありえると思います。そして、ＹｏｕＴｕｂｅでの活動を始めたからには、親交がある人気ＹｏｕＴｕｂｅｒヒカル（２９）とタッグを組む可能性が高いでしょう」（前同）

■手越とヒカルはほぼ毎日ＬＩＮＥ

　ヒカルは４月２２日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルに投稿したエミリンこと大松絵美（２６）とのコラボ動画で「手越くんとは俺、ほぼ毎日ＬＩＮＥするんやって」と交友があると告白。「今、もうタメ口で話す関係なんやって」と仲の良さも明かしていた。

「手越が６月２０日にツイッターアカウントを開設したときに、認証マークがついていなかったため、本物か偽物かの区別がつかなかったんです。しかし、ヒカルが“これ手越くんの本物アカウントです！本人からリツイートお願いされました”と手越の投稿を引用リツイートし、本物である確証が持てたんです。今後も手越からお願いされたら、ヒカルも手伝うでしょうし、もしかしたらすでに、コラボの話が進んでいるかもしれません」（前出の女性誌記者）

　６月２３日、夜８時から行われた記者会見で手越は、「今後やりたいビジョンとしてよく報道されていたＹｏｕTｕｂｅｒいうところなんですけど」と切り出し、

「僕の表現のひとつとして『（世界の果てまで）イッテQ！』だったりバラエティーが好きなので、ＹｏｕＴｕｂｅも、今日この生配信を見てくださっているチャンネルで今後、僕の素だったり、いろんなチャレンジだったりとか、そういうものは今後もやり続けて」

　と語った。

「手越は、応援してくれる人が、“あいつバカなことを真剣にやってるな”とくすっと笑えるものをやっていきたいとも話していましたね。

　手越はエンターテイナーとしての実力は間違いなく、ＹｏｕＴｕｂｅで人気を獲得する素質が十分。もし、そこにヒカルも加わるとなったら無双状態です。ヒカルはチャンネル登録者数が４０３万人（６月２３日現在、以下同）という大成功者ですし、知名度も影響力もあります。ヒカルとコラボし、継続的に続けることができれば、日本一のチャンネル登録者数８７０万人を誇る、はじめしゃちょー（２７）だって超える可能性もあるのではないでしょうか。

　それは最近、ＹｏｕＴｕｂｅでの活動も積極的に行っている、ジャニーズタレントたちにとっても脅威となるでしょうね」（ＷＥＢ編集者）

　一方のヒカルは、手越のトニトニ不参加が発表された翌日の５月１６日に『おい手越、女とばっか遊んでないで俺とテレビ通話でもして自粛しろ』という動画を投稿。不祥事を起こした手越への苦言などを話していたが、この動画がキッカケで予想外の場所から連絡が入ったという。

「ヒカルは、６月８日、自身に投稿した『【寝る前のお供】エミリンとウーバーイーツ食べ放題したらたこ焼き頼んだはずが仲良く寿司食べてたｗｗ』という動画の中で、手越を叱責した動画の反響について“あれ出した後に、とんでもない人からＤＭ来て。いやこれもう言えへんな”“（ジャニーズ事務所に）関わるとかのレベルじゃない。モロの人が来て、びっくりしたほんまに”とジャニーズ内部の人物から連絡が来たと明かしています。実は、ヒカルに接触を図った人物が、滝沢秀明副社長（３８）ではないか、という話も聞こえてきています」（前同）

■滝沢氏がコラボを打診か

　ジャニーズの関係者がヒカルに連絡をした理由とはなにか。前出の女性誌記者は、

「少なくとも、手越絡みの話ではないでしょう。もしそうならマイナスな話にならざるをえず、ヒカルも連絡が来た、とは公言できないのでは」

　とし、こう続ける。

「おそらく、ヒカルとジャニーズタレントとのＹｏｕＴｕｂｅでのコラボができないか、という相談なのではと。コラボするとしたら、ヒカルの大ファンを公言している渡辺翔太（２７）が在籍するＳｎｏｗ Ｍａｎでしょう。２０１９年１１月９日にジャニーズＪｒ．内のグループ・美 少年とはじめしゃちょーのコラボ動画が公開されましたが、大反響だったといいます。そのため、デビュー組であるＳｎｏｗ Ｍａｎも人気ＹｏｕＴｕｂｅｒと組ませて、コンテンツを作りたいのだと思います」

　前出のＷＥＢ編集者は言う。

「ヒカルは、昨年闇営業問題で地上波番組から離れ、１月にＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを開設した宮迫博之（５０）と度々コラボを企画を行い、テレビＣＭにも出演させ、類稀なプロデュース力を見せつけました。ヒカルは、動画以外にもアパレルブランド・ＲｅＺＡＲＤの展開、カルｘピンでの音楽活動と様々な分野で実績があります。４月１９日の動画でヒカルは、自身の年収が１０億円になるとも語っています。これだけの成功を掴んでいて、なおかつプロデュース力もあるので、一緒になにかやりたい、という依頼が来ても当然のことですよね」

　手越とジャニーズのどちらを取るのか。ヒカルから目が離せない。