で、桃太郎の鬼って何をやらかして退治されることになったの?驚くべき新解釈も! (2/4ページ)
近年出版されている『桃太郎』のお話では、鬼が
・畑を荒らしたり、宝物を奪ったりしていた
・村の娘や子供をさらったり、作物を奪ったりしていた
などの説明がされていることもありますが、「和平交渉の余地もなく、いきなり鬼ヶ島へ乗り込んで退治しなければならないほどの理由」は確認できません。
「鬼は、たとえば性犯罪のような、子供向けの絵本には書けない『口にするのもおぞましい悪事』を繰り返していたのではないか?」
と考えたくもなりますが、どうもそういうことではなさそうです。
実は
「鬼が悪いことをしたから、その鬼を桃太郎が退治しに行った」
という設定は明治時代以降に付け足されたもので、それ以前に出版された『桃太郎』ではなんと
「桃太郎は、宝物欲しさに鬼ヶ島へ行った」
ということになっていたのです。
つまり鬼のはたらいた悪事の内容どころか「そもそも鬼は、『鬼だから悪い』」と一方的に決めつけられ、そこに理由など存在しなかったということです。
さすがにこのような理不尽な設定では、絵本を読んでもらっている子供に親が「ねえ、なんで鬼は悪いの?なんで退治されちゃうの?」と質問責めにされ、困ってしまうでしょう。
そこで時代とともに、子供にもわかる「鬼の悪事の内容」が付け加えられたのでしょう。
「鬼ではなく桃太郎が悪人だった」という新解釈も
『桃太郎』には、もっと極端な解釈も存在します。