「嘘はバレるものですから」ZOC香椎かてぃが裏表を隠さない理由 (3/3ページ)

――アイドルを目指して突っ走ってこられて、挫折を経験しつつ、ミスiDを経てZOCへというストーリーは印象的です。本当に2010年代のアイドルカルチャーの中を生きてこられたんですね。
かてぃ:そうですね。最初はももいろクローバーZで、私立恵比寿中学、乃木坂46も好きでした。ちょうど世代なんですよね。
――今はZOCのメンバーとして活動をされていますが、かてぃさんのスタイルっていわゆる一般的なイメージのアイドル像ではないですよね。アイドルになられて、アイドルってどういう存在だと思いますか?
かてぃ:なんでしょう。例えばももクロは「尊い」っていうだけではまとめられない存在で、歌って踊っているときも、ずっと笑っているアイドルだったんですよね。ももクロが笑っているだけでファンは楽しくて、その笑顔が私たちを引っ張ってくれている感じがしたんですよ。
――かてぃさん自身もファンを引っ張るアイドルです。特に裏表がないですし、本音をちゃんと伝えていてそういう姿に魅かれる子も多いのではないでしょうか。
かてぃ:そうですね。嘘はバレるものですから。
――名言ですね。『新あいどる聖書』の中には、ZOCのメンバーやかてぃさんの日常生活の世話をする「かてぃプロジェクト」の面々が、かてぃさんのことを語っていらっしゃいます。こうした機会ってなかなかないと思いますが、読んでみていかがですか?
かてぃ:(戦慄)かなののメッセージは結構きました(笑)。普段、「お前は汚い」みたいなことを言ってくるのに、こんなこと言えるんだと思いましたね。あとは、あまり人に興味がなさそうな西井(万理那)が長文のメッセージをくれていて、こんな感情を持っているんだなと驚きました。
――逆にメンバーの新しい一面を見られた、という。
かてぃ:そうです。かてぃプロジェクトでも、マネージャーのゆりのさんが私のことを好きになってくれたきっかけを知ることができたりして。
(後編に続く)