木村拓哉「当然」織田裕二「邪魔」！コロナ対策で「月9俳優」に倍格差!!
新型コロナウイルスの影響で、テレビ各局は新規の撮影やロケを延期する措置をとっていたものの、６月に入り、緊急事態宣言が解除されてから多くの番組が撮影を再開。
放送開始が延期となっていた篠原涼子（４６）主演の『ハケンの品格』（日本テレビ系）、星野源（３９）と綾野剛（３８）主演の『ＭＩＵ４０４』（ＴＢＳ系）、元ＳＭＡＰの木村拓哉（４７）主演の『ＢＧ～身辺警護人～』（テレビ朝日系）といったドラマの放送がスタートし、ファンを喜ばせている。
特に『ＢＧ』は、６月１８日の初回放送の平均視聴率が１７.０％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）、２５日放送の第２話目も１４.８％と快進撃を続けている。
一方、織田裕二（５２）が主演を務めるフジテレビの月９ドラマ『ＳＵＩＴＳ／スーツ２』は、４月２０日の第２話放送後、３話以降の放送延期が決定。番組の公式ツイッターでは「近日放送」と掲げているが、いまだに放送日はアナウンスされていない。
「初回の平均視聴率は１１.１＆とまずまずのスタートを切りましたが、２話目は８.４％と大幅ダウン。“放送が休止になってよかった”と報じるメディアもありました」（芸能記者）
■フェイスシールド＆リモートリハに対し……
６月３０日発売の『女性自身』（光文社）では、『ＳＵＩＴＳ』の撮影再開について報じている。
緊急事態宣言明けの撮影では、本番以外では出演者のフェイスシールド着用が求められており、アルコール消毒液も至るところに置かれているという。
「テレビ各局のドラマの公式ＳＮＳにはフェイスシールドを身に着けた出演者の写真が次々と投稿されています。ただ、『ＳＵＩＴＳ』も６月６日に撮影が再開したのですが、主演の織田が“これ邪魔だな……”と、フェイスシールドに対する不満を漏らしたと『女性自身』では伝えています。
また、共演者の鈴木保奈美（５３）から“リモートでリハーサルしましょう”と提案されたものの、ライブ感を重視する織田は断ったといます。織田は感染予防対策の重要性を理解しつつも、作品にはかなりのこだわりを持っていて、“妥協はしたくない”という思いがあるようです」（制作会社関係者）
一方、『ＢＧ』が絶好調の木村は、６月３日に自身のインスタグラムを更新。フェイスシールドを身に着けた自撮り写真とともに「これが当たり前‼︎ そう自分に言い聞かせて、作業しています……」と投稿し、４７万人以上が「いいね」と反応している。ＳＮＳ上でも、「フェイスシールドつけているのにイケメンすぎる！」といった声が多数上がっていた。
■ラジオもリモートで
「木村は５月１７日放送のラジオ『木村拓哉のＦｌｏｗ』（ＴＯＫＹＯ ＦＭ）では“ツールによって非常に助かっているよね。スマホがなかった時代に、もし今のような状況だったらパニックだよね”とコメント。５月から６月にかけてはリモートで、自宅からラジオの収録に臨みました。
こうやって見ると、“新しい生活様式”を受け入れて、前向きに撮影に取り組む木村の『ＢＧ』は絶好調。一方で、こだわりのあまりフェイスシールドに不満を漏らしたり、リモートを拒絶する織田の『ＳＵＩＴＳ』は絶不調ですよね。フジテレビの伝統ある月９の枠にもかかわらず、視聴率は１桁台。『ＢＧ』に倍近く視聴率で引き離されてしまっている。だからこそ、織田の中には焦りも生まれ、こだわり過ぎてしまう、ということなのでしょうか」（前出の制作会社関係者）
木村といえば、６月２５日発売の『週刊文春』（文藝春秋）では、２０１９年１月公開の映画『マスカレード・ホテル』の続編が企画されていると報じている。
■“渋いオヤジ路線”で大成功！
ドラマ関係者は話す。
「映画『マスカレード・ホテル』は興行収入が４６億円を突破する大ヒットとなりましたから、続編も納得です。待望の続編は２０２１年１、２月にクランクインすることが決まったといいます。さらに、今年１月に放送された２夜連続のスペシャルドラマ『教場』（フジテレビ系）では、木村さんが初の白髪姿を披露。警察学校の鬼教官を演じ、絶賛の声が上がりました。同作も２０２１年正月には続編となる新作が控えています。
『ＢＧ』でもそうですが、今までの“イケメン・キムタク”からここ数年は、年齢を重ねた“渋いオヤジ”への路線変更を進めてきました。これが功を奏し、『マスカレード・ホテル』、『グランメゾン東京』（ＴＢＳ系）、『教場』、『ＢＧ』と立て続けにヒット作に出演し、再びトップ俳優に返り咲いたと言えるでしょう。
織田さんは『東京ラブストーリー』、『ラストクリスマス』、そして『ＳＵＩＴＳ』。木村さんは『ロングバケーション』、『ラブジェネレーション』、『ＨＥＲＯ』など、２人とも“ミスター月９”と呼ぶに相応しい俳優ですが、加齢に合わせて変化することができた木村さんのほうが、今は結果を出していると言えそうですよね」
織田のこだわりが光る『ＳＵＩＴＳ』。放送再開後に巻き返しを図ることはできるのだろうか!?
