星野源・綾野剛『MIU404』はアノ名刑事ドラマのミックスオマージュ

日刊大衆

※画像はTBS『MIU404』番組公式ホームページより
※画像はTBS『MIU404』番組公式ホームページより

 な、なんか思っていたのと違う。予想していたのより50倍ぐらいアクティブ……! 初回、良い意味で驚かされたドラマ『MIU404』(TBS系)。

 綾野剛(38)と星野源(39)という『コウノドリ』(TBS系)コンビのダブル主演。さらには現場の証拠や目撃者を確保する「機動捜査隊」に焦点を当てているということもあり、人間ドラマをじっくり描くドラマだと思っていたのだ。アクションなどまったく期待しておらず、予告に流れていた綾野の乱暴運転がマックスだと思っていた。

 ところが初回を見てみると、まさかの星野が車をぶつけに行き、ドッカンスッカン回転しているではないか。西部警察以降、もう見ることができないだろうと思っていた激突シーンに、「おおー!」と声をあげてしまった。よくぞ、この志摩役に星野源をキャスティングしたと驚く。

 ネットの反響にも「この時代にカーアクション!?」「サイドエアバッグに押しつぶされるお源さんは貴重」というコメントがあったが、まさにそれ。私もこんなにエキサイティングな星野を見ることができる日が来るとは、思わなかった。40歳手前でこの体の張り方。見事である。

 さらに綾野が走る走る。こちらも38歳とは思えない見事な体力で『太陽にほえろ』(日本テレビ系)の若手刑事さながらに走る! ツイッターなどでも「綾野剛のスポーツシューズが欲しい」など反響が続々。

 テンポが良く、ピンチのときにもオシャレな会話を挟むあたりは『あぶない刑事』(日本テレビ系)風味。父親が警察庁刑事局長で自身もキャリアの新米、九重(岡田健史/21)が、今のカタブツキャラから、いつ仲村トオル化するのかちょっと楽しみだ。

■ただのオマージュでは終わっていない

 このように「リメイクはもう難しい」と思われていた、その時代を反映した懐かしの刑事ドラマをほんのりと思い出させ、さらには、昔なら嫌味なマスコミがやるべき役割に、ユーチューバーをモデルにしたナウチューバー(渡邊圭祐/26)を投入するなど、イマドキネタも踏襲。SNSの追跡や防犯カメラの映像解析を担うスパイダー班、糸巻の「睡眠時間削ってる感」もリアル。演じる金井勇太(35)が良い味を出していて要注目である。

 また、刑事ドラマファンとして楽しみなのが、機動捜査隊の描かれ方だ。そもそも機動捜査隊という部署は1959年、警視庁刑事部捜査一課に「初動捜査班」という名で設置され、61年この部署をモデルに『特別機動捜査隊』という名でドラマ化され、空前の大ヒットとなった。当時の警視総監がこのドラマの大ファンで、部署の名前を「初動捜査班」から「機動捜査隊」に改称したという、いきさつがある。地味なようで、実は事件のスタートダッシュを担う熱いネタの宝庫。それが機捜なのだ。

 いち早く現場に駆けつけるも「さあ、ここから事件解決!」と盛り上がってきたところでバトンタッチしなければならないフラストレーションも交え、どう描かれるのかとても楽しみだ。(田中稲)

※画像はTBS『MIU404』番組公式ホームページより

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