７月２日放送の『アメトーーク！』（テレビ朝日系）で、オードリーの若林正恭（４１）の持ち込み企画「小物ＭＣ芸人」に、千鳥のノブ（４０）、麒麟の川島明（４１）、バカリズム（４４）、バイきんぐの小峠英二（４４）ら、深夜番組や地方番組のＭＣを担当することが多い５人が集まり「小物ＭＣあるある」で盛り上がった。若林は冒頭で、「大物ＭＣの方の番組だと“こんなこと起こるのかな？”ということが結構連発してて」と小物ならではの悲しい経験が数多くあると明かし、共演者からも「あるある！」と賛同の声が上がる。

　基本ナメられているため、出演者に熱意が感じられなかったり、出演者がＭＣの発言を聞いていない他、スタッフが明らかに気を抜いた態度だったり、カンペで無茶苦茶な指示がきたりと、大物ＭＣの番組と比べるとありえないようなことが頻繁に起こると口々に訴えた。そんな辛い思いをしている小物ＭＣたちだが「アイツがいて助かった」と思える出演者もいるという。中でも５人中４人が名前を挙げた平成ノブシコブシの吉村崇（３９）と川島が名前を挙げたＮＭＢ４８の渋谷凪咲（２３）が絶賛されていた。

　吉村は盛り上がらないコーナーでも合いの手などで場の盛り上げ、出演者やＭＣへのヤジも入れるなど、小物ＭＣたちからは非常にありがたい存在。一方の渋谷は、主に関西地域で活躍しているため、関東ではそれほど出演番組は多くないが、川島は渋谷について「関西ではもうテレビに出ていない時間のほうが少ないくらい。どの番組にも絶対にひな壇にいる」「今までかわいらしい天然の子が多かったんですけど、しっかり大喜利が強い」と語り、ノブも「めちゃめちゃ分かります。僕も助かります」と強く同意していた。

■「これからすごいことになるかも」

　小物ＭＣたちのトークに、視聴者からは「小物MC芸人面白すぎるやろ。若林さんとバカリさんが絡んだらもう爆笑止まらない」「決して一番手じゃないからこその地味な苦労みたいなのを面白おかしくしゃべってくれるのいいよなｗ」「ここ最近のアメトーークの中では最高傑作」「吉村ってぞんざいな扱いされることも多いけど頼りにされてんのね」「吉村さんはなにげに好感度高い気がする」と感心する声や、「凪ちゃんが麒麟川島さんと千鳥のノブさんに褒められててすごい」「渋谷さんは関東ではまだ知られてないけど、関西ではすごい活躍しています」「アメトーークはテレビ関係者や芸人さんなど多くの人が見てるからこれからすごいことになるかも」と期待するファンも続出した。

　また番組終了後、渋谷が自身のＴｗｉｔｔｅｒに「川島さん、、もう今、渋谷家はハロウィンの時の渋谷くらい盛り上がっております」「こんなに嬉しくて有り難いお話しはありませんね。ノブさんも知って下さってて」と感謝のコメントを投稿。これを機に関東のバラエティ番組でも活躍するかも!?