コロナ禍における「はたらく人」のウェルビーイング調査レポートを公開-「抑うつ感」「活気」の悪化やストレス度とパフォーマンス低下の影響が明らかに- (4/6ページ)

バリュープレス



【企業は新しい働き方に応じたストレスケア施策を】
ストレスを強く感じている場合、業務と生活の切り替えがうまくいっていないことと、ストレス軽減の取り組みが奏功していない様子が見て取れます。
セルフケアにおいて、「オンとオフ」や「ワークとライフ」の切り替えが難しいことや、人とのコミュニケーションが減少していることがストレスを悪化させている可能性があり、平時以上に社員がセルフケア意識を高められる支援や、仕事のストレスや問題を他者に話せる環境を提供することがストレス軽減に役立つことが考えられます。
これらの状況には、在宅勤務下での社員への配慮や支援、職場の感染対策の方針や対応が影響していることが考えられ、より良い働き方が何かを調査し、実践することも重要でしょう。
また、マネジメントにおける観点では、 COVID-19による働き方の変化によって、ベテラン管理職が業務指示の伝えづらさを感じており、同時に若手の社員が業務の進めにくさや相談の難しさを抱えていることが見て取れました。この背景には、在宅勤務という働き方の変化によって遠隔でのコミュニケーションが主流となったことの影響が伺えます。このことより、マネジメントとしては、これまで以上に適切な頻度かつ、質を高いコミュニケーションをとる工夫が必要であると考えられます。
ストレス度の状況とパフォーマンスの状況は、これまでの知見同様に比例することが本調査でも明らかになったことから、働き方の変化によって生じる上記課題やストレス軽減への取り組みが、これからの社員の生産性の維持や向上に寄与すると言えるでしょう。
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