天才テリー伊藤対談「山田邦子」(1)大御所扱いされるのに飽きちゃった (2/2ページ)
テリー 本当だ、なぜセックスしなかったのかねぇ。
山田 私が好みじゃなかったからでしょう。
テリー 邦ちゃんは戦友だからね。
山田 いやいや、とんでもない! テリーさんは大先輩の神様みたいな方です。本当にかなわないし、「この人、どうかしてるな」って何回思ったことか(笑)。たけしさんがあそこまでハジけたのも、テリー伊藤がいればこそだと思いますよ。
テリー いやいや、そんなことないよ。
山田 積もった雪の中にプールを作って、(たけし)軍団メンバーを飛び込ませたりとか、すごかった。寒中水泳なのに「ハワイでーす!」って言わせて、たけしさんも「ひでえなぁ」って言いながら大喜びしていて。よく誰も死ななかったですよね。
テリー いい時代だったんですよ。ところで去年、太田プロから独立したよね。あらためて、どういう経緯だったの?
山田 デビューからずっといて何ら問題はなかったんですが、大御所扱いされて、ただ事務所にいるだけみたいになっちゃったのに飽きちゃった。もうちょっと時代に合った新しいこと、自分が楽しめることをやりたいと思ったんですね。
テリー それは太田プロではできなかったの。
山田 もちろん、最初に言いましたよ。でも、腰が重くてなかなか動いてくれないので、「だったら、お願いだから辞めさせて」「いや、だめだ」っていうやり取りを1年くらいやって‥‥。これで太田プロがガタガタしているなら「しかたないな」と思いますけど、有吉(弘行)、劇団ひとり、土田晃之、ダチョウ倶楽部とか、みんなすごく人気者になっているから、別に私がいなくなっても何も変わらないんじゃないかな、と思って。
テリー なるほどね。
山田 あと乳ガンを治療してからチャリティーコンサートやボランティア活動をするようになって。自分でタレントさんに連絡したり、団体チケットを取ったりみたいなことをして、全国を回っていたので、これなら事務所がなくても大丈夫かな、とも思えたんですよ。