好調楽天を支える涌井&鈴木の“古巣遺恨”「好き嫌い起用に泣かされて…」 (2/2ページ)

Asagei Biz

トップの2人がうまくいっていなければ、チームも安定しないでしょう」

 さて、パは開幕からロッテ、そして楽天が好調モードをキープ。昨季Bクラスに沈んだ2チームが開幕ダッシュに成功している。そして、昨オフにFAやその人的補償、トレードなどで複数の選手が行き来したこの2チームの対戦は今季、因縁試合と化している。

 特にロッテから楽天に加入した複数の選手が古巣のコーチへの「憎悪」を新天地での原動力としているという。ロッテ関係者が苦笑しながら、こう漏らした。

「ウチから楽天にトレード移籍した涌井秀章(34)が開幕2連勝と去年とは見違える投球を披露しています。早くも古巣斬りを果たしましたが、冷遇したロッテの『陰の指揮官』鳥越裕介ヘッドコーチ(49)への“怨念”がモチベーションです。ロッテ時代は口を開けば『あいつを何とかしてくださいよ』と愚痴をこぼしていたほど。その思いはやはり、好き嫌い起用に泣かされて楽天にFA移籍した鈴木大地(30)も同様です」

 最後に、パで多くの野球解説者やOBから優勝候補と目されているソフトバンクが開幕からなかなか波に乗れないでいる。キューバに帰国中のデスパイネ(34)とグラシアル(34)の中軸2人に来日不可能という状況が続いていることも大きな理由だ。その穴埋めをしなければならない4番バレンティン(36)も好不調の波が激しく、工藤公康監督(57)ら首脳陣は頭を抱えているという。

「特大の本塁打で破壊力を見せつけてはいますが、打率は2割5分そこそこ。まだまだ新天地とパの投手になじめていません。何よりバレはヤクルト時代から六本木に遊び仲間が数多くいて『アイ・ドント・ノー・ナカス(中洲)。アイ・ラブ・ロッポンギ!』と今でも叫びながら涙目になっているからね。チーム関係者は『バレのバットを大爆発させるにはコロナ禍が早く収まり、安心して中洲で遊べる環境を整えてもらうしかない』と苦笑いしていますが、社会情勢を考えると、それも難しいでしょう」(球団OB)

 悲喜こもごものセ・パ各球団のうち、はたして最後に笑うのはどのチームか。

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