お笑いコンビ・はんにゃの川島ｏｆレジェンド（川島章良・３８）が５月２６日に自著『だしパックを入れるだけ！がまんなしでやせる はんにゃ川島の魔法のだしパックダイエット』（扶桑社）を上梓し、話題になっている。

『だしパックを入れるだけ！がまんなしでやせる はんにゃ川島の魔法のだしパックダイエット』（扶桑社）

「京懐石の料理人だった叔父が“だし料理は体に優しくておいしいんだ”と言っていたことを思い出し、だしを使った料理でのダイエットを思いつきました。おいしいものを食べながら無理せずダイエットができるので、初めてダイエットが続けられました。続けられたおかげで、１年間で１８ｋｇの減量に成功して、吉本坂４６のメンバーとしてアイドル活動もできるようになりました。

　だしダイエットは、僕が出会った医学博士の古谷陽基先生からもお墨付きをもらいました。古谷先生は“だしと食物繊維が最強のコンビ”だといいます。食物繊維はうま味成分が少なくて食べづらいのですが、だしのうま味を吸わせることで、食べやすくなるそうです。塩分が控えられるので、むくみ防止になりますし、昆布や椎茸には食物繊維、鰹節には糖質や脂質代謝には不可欠なビタミンＢ群が含まれています」（川島さん）

　２０１４年に腎臓がんが発覚した川島さんは、闘病を機に芸人としての不規則な生活や暴飲暴食を見直そうと決意。食事に、だしを取り入れるようになり、その後は、だしソムリエやダイエット検定など、健康に役立つ資格も取得してきたという。

「だしダイエットには、“だしの効いた料理を食べるだけ”“食べるときは野菜から先に”“食物繊維をたっぷりとる”の３つのポイントがあります。押さえるポイントはここだけなので、ストレスフリーでダイエットに挑戦できます。僕みたいに今までダイエットを続けてこられなかった人でも、続けやすいと思います。

　ダイエット食と謳ってはいますが、塩分を控えることも意識しました。そのため、血圧が気になる方やご高齢の方にも、おすすめしたいメニューがたくさんあります。だしのうま味が加わって、塩分控えめでも満足できて、体にも優しいんです！」（前同）

　そこで、今回は川島さんの著書から、超簡単な初心者向けメニュー「ブロッコリーのクリームチーズあえ」を紹介する！

■冷凍でもOK「ブロッコリーのクリームチーズあえ」

「低糖質だけど美味しくて、おつまみにもってこいです。ワインがすごく進みます。チーズとだしの異色の組み合わせですが、意外に合うんですよ」（川島さん）

「ブロッコリーのクリームチーズあえ」材料（２人前）
・だしパック……２分の１袋
・ブロッコリー…小房８個（９０ｇ）
・クリームチーズ…２０ｇ
・塩、白いりごま…適量

　だしパックは川島さんの著書でも紹介されていた「かね七 料亭仕込み 天然だしの素パック」を使用。鰹節、昆布、椎茸、イワシの煮干し、アジの５種の原材料がバランス良く配合されているといい、どんな料理でも相性が良いのだとか。

「かね七 料亭仕込み 天然だしの素パック」

　今回、ブロッコリーは、ドラッグストアやコンビニでも手に入る冷凍のものを使用。川島さんのレシピ通りであれば、ブロッコリーは塩ゆでして水気を切るが、今回は電子レンジで代用する。

好みで塩を投入してもＯＫ

　ブロッコリー９０ｇを容器に入れ、ラップをかける。電子レンジに入れて、５００Ｗで４分。加熱が終わったら、容器の底に溜まった水を捨てる。塩を入れた場合、ブロッコリー全体に馴染むように、しっかりと混ぜる。

ブロッコリーの加熱中にだしパックなどは小皿に用意しておくと効率的！

　次にクリームチーズを１ｃｍ角にカット。だしパック２分の１袋、塩と白いりごま適量をすべて容器に入れてあえる。だしパックが下に落ちて、だまにならないように気をつけるのがポイント。全体がしっかり混ざったら、さらに盛りつけて完成だ。

■塩味がポイント

完成！

　できたては、ブロッコリーの熱で少しクリームチーズが溶けてしまうが、かえって味が全体に行き渡るのでおいしいくなる。だしパックが程よい風味を作り、塩とクリームチーズがブロッコリーの甘みを引き出してくれる。

好みでオリーブオイルを少し垂らしても美味しい

　おつまみはもちろん、夕飯の一品としても大活躍しそうだ。

「魚料理との相性が良くて、僕は本に載っている“鮭と野菜のホイル焼き”とよく一緒に食べています。ブロッコリーの栄養価も高いので、お子様にもオススメ。僕の５歳の娘も大好きで、野菜嫌いの子でも美味しく食べられると思います。そのまま食べるのはもちろん、パスタの具にもピッタリ。そのまま食べるのとは違った味わいが楽しめます！」（川島さん）

　むくみ防止、代謝アップにもつながるという「ブロッコリーのクリームチーズあえ」ぜひお試しを！