そのダンベルやバーベルは大丈夫? アメリカで公共ジムのトレーニング器具から薬剤耐性菌が大量に発見される (2/3ページ)

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 さらに抗生物質が効かない薬剤耐性を備えた黄色ブドウ球菌も存在し、院内感染の原因となることもある。

 身近にあるからといって決して油断できない細菌なのだが、『American Society for Microbiology』(7月23日付)に掲載された研究によると、それが公共ジムのトレーニング器具にも潜んでいるのだという。しかも複数の薬剤に対して耐性まで備えている。

トレーニングジムの器具

・ダンベルやバーベルから薬剤耐性菌を検出
Pixabay

 ウェストチェスター大学(アメリカ)の研究グループは、2つの大学のレクリエーション施設から細菌のサンプルを採取して、それらの薬剤耐性を調べた。

 採取場所は、たとえばダンベルやバーベルのバー、ケーブルマシンのグリップ、トレッドミルのハンドルといった、トレーニング器具の利用者がよく触れる部分だ。

 こうして得られた黄色ブドウ球菌を、「アンピリシン」「オキサシリン」「ペニシリン」といった抗生物質入りの培地で培養し、その薬剤耐性を検査。

 すると、トレーニング器具45台の表面から採取した黄色ブドウ球菌462株のうち43%でアンピシリン耐性が確認されたとのこと。

 またアンピシリン耐性を持つものとして代表的な60株のうち、73%はさらに2つ以上の薬剤(エリスロマイシンやスルファフラゾール)に対しても耐性を持っていることが判明したそうだ。
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