藤井聡太「8冠」までの1000日計画(3)因果巡る中学生棋士の歴史 (2/2ページ)
- タグ:
-
週刊アサヒ芸能 2020年 8/6号
-
渡辺明
-
藤井聡太
-
将棋
-
羽生善治
そう簡単には譲れない。新棋聖との対戦成績が4勝無敗の豊島竜王名人は、藤井ファンからゲームのイメージで「ボスキャラ」と呼ばれ始めた。今後も進撃に立ちふさがるのか。ともかく、将棋界は時代の大きな変わり目を迎えている。
将棋ファンの藤井棋聖に寄せる最大のロマンは、国民栄誉賞受賞者である「羽生九段の記録を抜けるのか」にある。
特に25歳5カ月で7冠を達成した「全冠同時制覇」「タイトル獲得99期」のふたつは誰にも破られない、王貞治の本塁打記録級のものだ。しかし、前人未到の8冠同時制覇も、藤井棋聖ならば夢物語に終わらないだろう。
同業者である棋士たちすら、畏敬と期待の声を上げる。次回からは、そうした評価、解説を含め、もっと深く藤井の強さに迫りたい。