EXILEと土屋太鳳がW主演でも、寺門ジモン初監督映画が話題にならない“怪”

アサジョ

EXILEと土屋太鳳がW主演でも、寺門ジモン初監督映画が話題にならない“怪”

 ダチョウ倶楽部の寺門ジモンが初監督を務める映画「フード・ラック!食運」に、EXILEのNAOTOと女優の土屋太鳳がダブル主演することが7月28日に判明した。7月29日、各局の朝のワイドショーでも取り上げられ、大々的に宣伝されるも、SNSまわりであまり話題にならないという怪現象が起きている。

 映画「フード・ラック!食運」は、寺門ジモンによる完全オリジナルストーリー。NAOTOが、食に対して奇跡の「食運」を持つフリーライターを、土屋太鳳がグルメサイトの新人編集者を演じ、焼肉を通じて親子の愛と人生の悲喜こもごもを描く。

 寺門ジモンは7月29日放送の「スッキリ」(日本テレビ)に、焼肉の名店であるスタミナ苑のTシャツを着て出演し、「NAOTOと土屋太鳳の演技は完璧だったが“肉”の演技が甘かった」「黒毛和牛の焼き加減を撮り直した」などと、映画での肉の演出についてこだわりを語った。スタジオの加藤浩次が「ワントップになっちゃったから」と、芸能界のグルメタレント枠が、アンジャッシュの渡部建がスキャンダルで失脚したことによって寺門ジモン一強になったとイジる一幕も。しかし、EXILEのNAOTOと土屋太鳳というビッグキャストを迎え、“肉”というキラーコンテンツを引っさげ盤石に見えるこの映画、巷間ではあまり話題になっていないのだ。

「寺門ジモンが映画を撮ることは、昨年の11月29日(いい肉の日)に製作発表されていますが、特に大きな話題になることはありませんでした。今回、主演が発表されたことで初めて知った人も多かったようです。EXILEのNAOTOと土屋太鳳がW主演だという情報が解禁された7月29日、ワイドショーで一斉に取り上げられるもやっぱりSNSの反応は薄め。大物キャストの映画の告知があると、普通は“面白そう”“つまらなそう”などと賛否の声が上がりますが、アンチの声もわき上がりませんでした。『スッキリ』で寺門ジモンが着用していた“スタミナ”と書かれたTシャツに『ジモンのTシャツ気になる』などと注目するコメントはちらほらありましたが、辛辣なコメントが躍ることで有名なヤフーニュースのコメント欄“ヤフコメ”も、寺門ジモン初監督のニュースに対する書き込みは極めて少なくほぼ“スルー”状態。寺門ジモンだけが取り上げられたニュースならまだしも、EXILEと土屋太鳳という国民的人気者を起用したというビッグニュースに、ここまで反応が薄いのは珍しいです。

 寺門ジモンのファンは、ジモンの冠番組『取材拒否の店』(フジテレビ)など、ジモンがグルメを熱く語る番組は追っかけますが、肉をテーマにしているとはいえ、映画となると食指が動かないのかもしれません。また、NAOTOのファンたちも、SNSで『主演おめでとう!』『ピッタリの役だね』などと本人にリプを送っていますが、映画出演が決定したことへの祝福ばかりで、映画の内容そのものに触れたコメントはほぼ見られませんでした。土屋太鳳のファンも同様で、ドラマ『チアダン』に出演していたときのSNSの盛り上がりと比較すると、少々寂しい印象を受けました」(エンタメ誌ライター)

 寺門ジモン監督の映画「フード・ラック!食運」は、11月20日公開。脇を固めるキャストも豪華で、りょう、石黒賢、松尾諭、寺脇康文、白竜、東ちづる、矢柴俊博、筧美和子、大泉洋、大和田伸也、竜雷太と名優揃いだ。

 果たして、ジモン渾身の“究極の焼肉映画”の行く末はいかに…。

(金宮炭子)

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