８月１日の『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）で、松本潤（３６）のコーナー「ＭＪ倶楽部」にムロツヨシ（４４）と歌舞伎俳優の尾上松也（３５）が出演した。プライベートでも親交がある３人が、日本一の食パン職人のレクチャーでパン作りに挑戦した。松本はオリジナルのバターを使わないクロワッサン、ムロはオーソドックスなクロワッサンとフライパンで作るちぎりパン、尾上だけはパンを焼くための窯作りを担当させられた。自分だけパンが作れず不満そうな尾上だったが、早々に窯を作り上げ、ミキサーで簡単にタネが作れる生米のパンも担当。それもあっという間に終ってしまい、忙しく動き回る松本とムロを見て尾上は「なにこれ？」「せっかくパン作りしてるのにまだ疎外感があるよ」とボヤいていた。

　それぞれのパンを窯に入れ、焼き上がりを待つ間、スタッフから「３人でケンカはあるんですか？」と聞かれ、尾上は「僕はムロさん“とも”ケンカしたことがあります」と即答。ムロは「先に俺がご立腹したんだよね」と答え、「人と人が仲良くなる距離感のスピードというか、タイミングが違うと怒っちゃうんですよ、僕。まだそこまでの階段、お互い作ってねぇじゃんっていう」と説明。まだ尾上とは２人で食事に行ったことがないタイミングでのことだったようで、ムロは「あるじゃないですか。タメ口になるタイミングが早くて“それ、まだ早いよ？”ってちゃんと言うような」「お酒も入っててね」と、振り返った。

■松潤に怒られた

　しかし、尾上もよく覚えてないようで「何がきっかけだったかね。覚えてます？」と松本に振ると、松本は「グラスの合わせ方とかそういうことじゃないの」と返したが、尾上はすかさず「それ私とあなたのケンカでしょ」とツッコんだ。松本は「うん」と笑ったが、ムロは「嘘、マジで？」とビックリ。尾上は、以前この企画に出演した際も話したと断りつつ、乾杯するときに先輩と後輩のグラスの位置について松本から怒られたというエピソードを語った。これは乾杯の際、先輩のグラスの位置は上、後輩は下というもので、松本は「俺にやったんじゃないのよ」と、尾上がまだ親しくない年上の友人に対してそれをしたために注意したと明かした。

　尾上は、２人とのケンカをきっかけに「経験を経て、僕は誰に対してもグラスだけは……」とおどけたが、ムロは「グラス“だけは”ってのが、またちょっとトゲがあるよね」と言い、松本も「イジってるわ」と苦笑いしていた。３人の関係に、視聴者からは「仲の良さほほ笑ましい」「パン祭りなのに松也さんパン窯作らさせられるとか」「松也さん見ると松潤とムロにイジり倒されとるの思い出しちゃう」「尾上松也の不憫可愛い感じが良い」「松也さんがいじられキャラで意外すぎた」「松也くん本当に強者」など、ムロと松本に対しての尾上の末っ子感に大喜びだった。