灼熱の鉄を握れ!戦国時代の恐ろしすぎる裁判「湯起請」「鉄火起請」とは? (2/2ページ)

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それからその手に真っ赤に焼けた鉄の棒を握りしめるのです。

これも火傷の少なかった方が勝訴という判断基準でした。

なぜ恐ろしい裁判は誕生したのか

なぜこのような恐ろしい方法で裁判をしたかというと、当時はいわゆる「公平な裁判」を行う事が、現代より困難だったためと考えられます。

当時は現代のように指紋を検出することもできませんし、カメラ、ビデオがあるわけでもありませんから、証拠物件を並べたてるという事も非常に困難だったことでしょう。そのような時代にあって、誰かの主張に偏って贔屓することなく誰もが納得する裁きと言えば、「神仏による裁き」に他ならなかったのです。

例えば「神仏に誓って悪い事をしていない」という本人の主張が本当なのであれば、煮えたぎる湯に手を入れても神仏の加護があるから火傷しない。正義があるものは神仏の加護があるため焼けた鉄を持っても火傷しない。

証拠のない現場では、話し合いで拉致のあかないことは神の領域として、人間でないものに結論を求めた。これが戦国の恐ろしい裁判に繋がったのでしょう。

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