戦後75年を彩った「あのいい女」は今!<筑波久子>「小林旭さんがお姫様抱っこして頬に唇を…」 (2/2ページ)
だから俺をここにかくまってくれ』って。自然体で本当にステキでした」
とりわけ共演機会の多かった岡田真澄には、さまざまな「初体験」を捧げたという。
「女子校出身ですから、男性としゃべることも、愛を語らうことも、見つめ合うことも初めて。まして、すごくクールな彼となんて、ね。リード上手でスマートで、私、渡米したあとも、まるで映画の続きのように彼と同じデンマークの血が入ったアメリカ人に恋をしていたわ」
そして先頃、ユーチューブチャンネルを開設するなど疾走する小林旭は、ニューフェイス同期だ。
「ある映画の舞台挨拶で、ドレスがぴったりすぎて階段を登れない時があったの。困っていたら、彼がパッとお姫様抱っこして、軽々と階段を上がってくれて。一方で、かわいいところもあるの。撮影の合間に私が疲れて寝ていたら、頬にそよ風が当たるの。何かと思って目を開けたら、旭ちゃんのお口が私の頬に近づいてきて。旭ちゃん、顔が真っ赤になっていたわ」
命を燃やした青春の日々を思い、筑波は今も、映画に情熱を傾ける。
「今度、私がプロデュースして世界中で大ヒットした『ピラニア』(78年)の7作目の『ピラニアジャパン』を日本で制作する予定なんです。若者たちとみんなで一緒に楽しみながら、日本を元気にしましょうね」