石田純一をヒロミ、坂上が擁護? テレビでよく見られる身内びいきは「内集団バイアス」心理か (2/2ページ)

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自分の所属しているグループの成績、働きを過大評価したり、同一の集団の中にいると認識している人に対して好意的な感情を持ったりするのもその一つである。

 内集団バイアスが引き起こされる原因は、「社会的アイデンティティ理論」によって説明できる。社会的アイデンティティ理論とは、生きていくために必要な自尊感情や自己肯定感を維持し、高めようとする「自己高揚動機」が人にはあって、自分の所属する集団の社会的な存在価値を高めようとするという理論である。

 内集団バイアスは、自己高揚動機が高い人や、帰属意識が高い人ほどその傾向が強くなる。こと芸能人という、世間の注目を浴びる特殊な職業においては、それらの条件によく当てはまるのかもしれない。

 一般的な例では、「うちらってみんな意識高いよね」などと、自分の所属するグループが外集団よりも優れていること、あるいは「他と違う」と希少価値が高いことを頻繁にアピールする人は、内集団バイアスが強く働いている状態と言える。また、内集団バイアスは、自分が所属していると捉えているカテゴリーが狭いほど強くなりやすいことも分かっている。

 一般社会でもよくあることとはいえ、公共の電波で公平性を欠いた一方的な身内びいきが露呈すると、視聴者の反感を買ってしまいやすいようだ。

文:心理カウンセラー  吉田明日香

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