◇髪型の場合⇒服装の時よりは好意に近い

髪型を「かわいい」と言われた場合、前述の「服」と同じようにセンスを褒められている可能性もあります。

しかし、髪型の方がもう少し、好意に近いものだと捉えていいでしょう。

これについては「似合ってる」「かっこいい」「その髪型好き」くらいの意味だと解釈しておけばいいと思います。

◇仕草や言動⇒愛らしい

実は女性が「かわいい～♡」という感じの口調で褒めるとき、多くの場合がこの、仕草や言動について言っています。

例えば私は、男性が荒っぽい動きをして軽率にけがをしたり、年収や学歴でイキったりしているのを見ると「かわいい」と感じます。これは、「男の子っぽい♡」という意味です。

同性には見られない仕草や言動が、何だか愛らしく感じられてしまうのですね。

この感覚は男性には理解しがたく、「子どもっぽいとばかにされている」と感じるかもしれませんが、実はかなり恋愛に発展しやすい感情なのです。

◇顔⇒単なる事実の表現

顔がかわいい、は、単なる事実の表現であることがほとんどです。

女性が「かわいい～！　たまらん！」と感じている前述のパターンとは全く異なり、単純に「かわいらしい顔の造形をしているね」というだけの話です。

こういうスイートな顔立ちの男性を好む女性もいれば、そうでもない女性も存在しますが、どちらにしても事実として「かわいいね」と言ってくることはあるでしょう。

■女性が言う「かわいい」の正体

女性が「かわいい」と言っても、それが顔についてなのか、仕草についてなのか……それによって意味が全然違う、ということはご紹介しました。

では女性が「かわいい」を連呼するケース、つまり、「〇〇くんってかわいいね」「もう、かわいいなぁ～」としきりに言ってくるケースはどのようなものなのでしょう。

そろそろお分かりかと思いますが、服装のセンスや顔立ちを褒めている場合は、このような言い回しにはなりません。