キリスト教とイスラム教の融合!イスタンブール旧市街に残るレンガ造りのモスク「カレンデルハネ・ジャーミィ」 (2/3ページ)

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1453年のメフメト2世率いるオスマン軍によるコンスタンティノープル攻略以降、この教会はメフメト2世によってイスラム神秘主義のカレンデル(巡礼修行僧)に寄与されました。教会は修行僧によって神学校や公衆の食堂として利用されたことから、この時代以降この建物はカレンデルハネ(巡礼修行僧の家)として知られるようになったのです。

さらに時は流れて1746年、当時トプカプ宮殿のハレムに仕えていた宦官長が、カレンデルハネをモスクに改修するためミフラーブ(モスクにおいてメッカの方向を示すもの)やミンバル(説教壇)などを設置しました。6世紀に教会として造られた建物は、この時にモスクに変わったのです。

このように、ローマ時代から現在に至るまで、宗教の違いはあれど人々の信仰の場として存在し続けてきたカレンデルハネ・ジャーミィですが、そもそも誰のために造られた教会だったのかのは長い間謎に包まれたままでした。しかしその謎も、いまから50年前にようやく明かになりました。

1970年代に大規模な修復工事とこの建物に関する研究が行われた際に、漆喰で塗り固められてきた壁面のフレスコ画が発見され、この建物はテオトコス、つまり神の母マリアに捧げられるために造られたということがわかったのです。

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