潤滑油の市場規模、2025年には1826億米ドルに達し、2020年からのCAGRは3.0%で成長予測 エンジンオイルは市場の40%以上を占める (2/3ページ)
発電産業のサブセグメントとして有望視されている再生可能エネルギー産業も例外ではありません。現在、風力発電は10%の割合で成長しており、2018年には59万6556メガワットの容量に達すると報告されています。風力タービンは最適な操作性のために潤滑剤を必要としています。
合成油部門は最速で成長
世界の潤滑油市場は鉱油、合成油、バイオベースの油に分類されます。鉱物油は、その入手のしやすさと低コストのため、潤滑油市場で最大の部門です。一方で、合成油部門はその優れた特性から、予測期間中に最も高いCAGRで成長すると予想されています。
製品タイプ別で、エンジンオイルは、最大部門
エンジンオイルが世界の潤滑油市場をリードすると予測され、油圧オイルがこれに続きます。エンジンオイルの優位性は、他の製品タイプと比較して輸送分野での使用範囲が広い事と、建設業界、特に建設車両からの需要が大きいことが主な要因となっています。
用途別では、輸送分野が最大市場と予測
用途に基づいて、市場は輸送用潤滑油と工業用潤滑油に分類されています。潤滑油の需要は、中国での走行車両数の増加やインドやASEANでの輸送需要の増加により、輸送分野で高い需要があります。
地域別では、APACが最大のシェアを占める
APAC(アジア太平洋地域)は世界の潤滑油業界において、数量・金額ともに最大のシェアを占めると予想されています。APAC地域の人口増加、産業部門での支出の増加、中国、インド、インドネシアの発展途上市場でのインフラ整備の進展に伴い、この地域は潤滑油産業にとって理想的な目的地になると予測されています。
地域別市場では欧州が第2位のシェアを占める
欧州は、世界の潤滑油業界において第2位のシェアを占めると予想されています。その主な要因は、各国の自動車台数の増加と相まって、様々な産業分野が成長していることです。中でもEUに属していないロシアは、厳しい自動車規制や規範を順守する必要がなく、高い成長率につながっていると考えられます。