水と竜が合わさってできた「滝」は、涼し〜いだけじゃなく心理的な効果もあり
気温が高い日々が続くと、足を運びたくなるのが「滝」。緑に囲まれ涼感に溢れる滝の周辺はマイナスイオンたっぷり。心身ともに気持ちがいいですよね。
日本には観光名所となっている滝・静かにとうとうと流れる滝・周辺の木々に溶け込み四季折々景観が変化する滝など、大小合わせて約2500か所の滝があるそうです。小さな滝や無名な滝を合わせれば、その何倍もの数があるとか。
遠い場所まで旅行がしづらい昨今。涼しい以外にもいろいろな効果がある、無名・有名な身近かな滝を訪れてみましょう!
水と竜が合わさったのが「滝」
さんずい「氵」に「竜」と書いて「滝」。
日本では、滝の語源は「たぎつ」という古語で、水が激しく渦を巻きながら流れることを意味しているそうです。万葉の時代では、滝は「垂れる」「水」と書いて「垂水(たるみ)」といわれ、のち「滝」へと変化しました。
氵に竜で「滝」という漢字に
(illustration:ERI)
確かに、上から下へと白い水しぶきを上げて流れる滝を眺めていると、下から上へと竜が登っていくように見えますよね。
そのことから、水の神でもある「竜」にさんずいを添え「滝」という漢字にした……という説もあります。実際に「竜(龍)」の字が名前につく滝も多いのです。
日本全国に点在する「龍」の名を持つ滝
竜化の滝
那須塩原を代表する滝で、3段に連なる姿がまるで竜が滝に登っているように見えるところからこの名が付いた。
龍が滝日本の滝百選の一つ、島根県雲南市にある滝。約40mの高さから落ちる滝は、竜がうねりをあげ昇天するような姿に見える。
竜頭ノ滝奥日光三名瀑の一つ。滝つぼ近くが巨大な岩に二分されている様子が竜の頭に似ていることから名付けられた。
竜返しの滝森林に囲まれた軽井沢にある滝。明治時代に、竜のように大きな蛇が対岸に渡る際川に落ち、そのまま流れにのまれて姿を消したという伝承からこの名前がついた。
龍双ケ滝福井県にある、約60mの高さがある日本の滝百選の一つ。昔この滝に龍双という僧が住んでいて、神仏像を彫り一念行願をした、滝つぼに住む龍が昇天のため時折滝のぼりをした、という伝説がある。
このほかにも、全国に「竜(龍)」の名を持つ滝が点在しています。
滝が与えてくれる癒しの効果
いつまでも見ていたくなる軽井沢・白糸の滝(撮影:T.TAKANO)
滝が発生させる波動の周波数は「1/fノイズ」と呼ばれ、心を安定する効果があるといわれています。また、水しぶきが上がる際に発生するマイナスイオンは、自律神経整え心身ともにリラックス効果を与えてくれるのです。
また、滝の周囲のマイナスイオンかされた空気分子を呼吸して吸い込むことで血行促進などの健康効果も期待できるとか。
滝のそばで大きく深呼吸をすると、理屈抜きに気分がリフレッシュし清められた気持ちになりますよね。
滝行が免疫力アップに!
人は、強いストレスにずっとさらされていると、心身ともに弱って病気を引き起こしてしまいます。しかしながら、短時間の程よいストレスは逆に心身にいい効果をもたらしてくれるのです。
短時間の滝行は、最初は強い刺激(ストレス)を感じますが、徐々に辛さを感じなくなります。やり終わった後の爽快感や開放感も最高。
「すっきりした!」という気持ちよさを味わうことは、免疫力アップにつながるそうです。
また、ラットによる臨床研究では、滝が発生したマイナスイオンで、肺のアレルギーや喘息に関して免疫アップの効果がみたれたとか。病気に対する抵抗力の増加も期待できるそうです。
心身ともに「滝」の効果を得よう!
涼を感じられリラックス・デトックスなどの効果も期待できる滝。
お出かけになる際は、観光客で賑わう有名な場所などは、自治体によって感染症対策のための自粛要請などが行なわれている場合もあるので、行政や観光地のHPで事前にご確認くださいね。
混雑していない無名の小さな滝でも、心身ともにくつろげますよ。近場でお気に入りを探してみませんか。
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