ヒカキン食い!「TVナシ&不倫アリ」東海オンエア圧倒的支持のワケ
8月18日、YouTuberをはじめとするクリエイターのプロダクション事業などを手掛けるBitStarは、2020年上半期のYouTubeチャンネル総再生数ランキングを発表。1位に3億9494万再生を記録した、人気YouTuberグループ「東海オンエア」が輝いた。
東海オンエアは、2013年から動画投稿を開始。メインチャンネルのほかに、サブチャンネル「東海オンエアの控え室」。てつや(26)、りょう(27)、しばゆー(26)、としみつ(27)、ゆめまる(26)、虫眼鏡(27)のメンバー6人それぞれの単独チャンネルがある。
「主に東海オンエアが投稿するのは、ネタやドッキリなどの笑える動画です。過激な内容な体を張った企画に定評があり、Snow Manのラウール(17)も5月8日発売の『女性セブン』(小学館)のインタビューで、“東海オンエアっていう6人組のユーチューバー。最近はそればっかり見てます”と、ファンを公言しています」(WEB編集者)
今をときめくジャニーズアイドルすらトリコにする東海オンエア。3月にチャンネル登録者数500万人の大台を超え、547万人(8月19日現在、以下同)まで数字を伸ばしている。
「今回のランキングで東海オンエアは、ヒカキン(31)や、はじめしゃちょー(27)といった名だたるYouTuberを抑え、1位に輝きました。その勢いのすごさがわかりますよね」(前同)
飛ぶ鳥を落とす勢いの東海オンエアの人気ぶり。制作会社関係者は話す。
「2月27日放送のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、メンバーのてつや、しばゆー、りょうが出演したのですが、テレビ業界の関係者が非常に注目していたというんです。
最近では、はじめしゃちょーが6月19日放送の『さんまのまんま』、ヒカキンが7月15日放送の『ホンマでっか!?TV』(いずれもフジテレビ系)に出演するなど、YouTuberのテレビ出演はまったく珍しくありません。しかし、東海オンエアはラジオ番組『東海オンエアラジオ』(東海ラジオ)以外にレギュラー出演はなく、それまでキー局のバラエティ番組に出ることがほとんどなかったからですね」
■不倫スキャンダルもノーダメージ!?
あまりテレビには出ないという東海オンエアだが、彼らには今年、スキャンダルもあった。
メンバーのしばゆーは7月17日にツイッターを更新し、「騒動になっている不倫関係についてですが、昨年の8月末に一度、お酒の席で軽はずみな行動をしてしまった事は事実です」と、アイドルグループ・ZOCの西井万理那(22)との不倫疑惑を謝罪した。
「しばゆーは、2016年10月に同じくYouTuberのあやなん(27)と入籍し、2017年第一子となる男児をもうけ、今年3月には第二子の妊娠も明らかにしていました。しばゆーは、不倫は昨年の8月末のことだったと説明しましたが、その告白が妻の妊娠中の出来事であったため、“妊娠中の妻があり、ましてや一人子育てしているのになんて事を”“しばゆーで笑えなくなっちゃう”といったコメントがツイッター上には上がっていましたね」(前出のWEB編集者)
東出昌大(32)、渡部建(47)らが不倫騒動でどれほどのダメージを負ったかを見れば、致命的なものとなってもおかしくなかったしばゆーのスキャンダル。しかし、そこまでの大事にはならなかったようだ。
「YouTubeチャンネルの統計情報などを扱う『ユーチュラ』で東海オンエアを調べると、しばゆーの不倫騒動以降も、チャンネル登録者数の増加傾向も変わらず、1日の動画の再生回数にも大きな変化はないんです。知名度の底上げにつながるテレビ出演も少なく、メンバーの不倫騒動まであったのに人気が伸び続けるとは本当にすごいです」(前同)
この東海オンエアの“謎の人気”要因についてITライターは、
「東海オンエアの動画はシンプルな企画が多い。タイトルだけで内容がわかるようなものがあるので、食いつきやすい」
と話し、こう続ける。
「東海オンエアの動画で最も再生回数が多いのは、2015年10月10日に投稿された“口に牛乳を含んでヒカキンさんの動画見てみた”です。牛乳を口に含んでヒカキンの動画を視聴し、笑ってしまったら牛乳を吹き出してしまうという非常にシンプルな企画で、これまでに2218万回が再生されています。
ほかの人気上位の動画を見ても、2017年5月14日に投稿された“【めちゃむずい】想像だけでコーラ作り対決!!”、2018年1月25日公開の“手作りろ過装置で泥水を美味しく召し上がってやるぜ!”など、シンプルかつ興味をそそるような動画が多いんです。そのため、東海オンエアをまったく知らない人でも動画に興味を持ってもらいやすく、新規ファンを獲得しやすいコンテンツが多いと言えるでしょう」
■「ここまで地元愛の強いYouTuberはいません!」
前出のITライターは続ける。
「東海オンエアは、人気が出た今でも愛知県岡崎市に拠点を置いて活動をしています。結婚したしばゆー以外のメンバーは今でも岡崎在住のようで、2017年10月12日投稿の“生まれ育った市内ならどこでも何かしらの思い出あるはず!?”や、今年8月7日に公開した元中日ドラゴンズ・川上憲伸(45)とのコラボ動画“【大ヒーロー】川上憲伸投手が岡崎市に降臨!ガチ対決じゃあ!!”も岡崎市で撮影するなど、地元を舞台にした動画も少なくありません。また、7月23日には、メンバーのりょうが市内にカフェをオープンさせるなど、徹底して地元密着のスタイルを貫いています。
2016年8月からは、岡崎観光伝道師にも任命され、市が動画撮影のロケに協力したり、メンバーの等身大パネルを観光名所に設置するなどバックアップも受けています。こうした地元密着のスタイルにネット上でも、“ここまで地元愛の強いYouTuberはいません!”と評価する声もあり、好感度アップにもつながっているようです」
東海オンエアのメンバーのうち、虫眼鏡を除く5人が岡崎城西高等学校の同級生。これも彼らの人気の一因になっているという。
「東海オンエアの動画はときに、“内輪ノリ”や“内輪ネタ”に走ることもあるのですが、“内輪ノリでガヤガヤやってるだけなのに何であんな面白い”“東海オンエアって内輪で楽しいのが売り”と魅力に感じている人が少なくないんです。
本来、当人達でしか笑えないようなネタは視聴者から敬遠される傾向があるのですが、“同級生とわちゃわちゃしてる感”“同級生のガヤガヤ感を無意識に求めてた”といった声が上がるなど、メンバーの大半が同級生だからこそ出せる温かい雰囲気が魅力につながっているようですね」(前同)
チャンネル登録者も増え続け、まだまだ成長を続ける東海オンエア。トップYouTuberになる日もそう遠くないのかもしれない。