世界の福本〈プロ野球“足攻爆談!”〉「原監督、野手の二刀流もありやで!」 (2/2ページ)

Asagei Biz

特に坂本と丸の「サカマル」が2人して打率が2割5分を下回る大不振に陥っている。そんな状態でも首位に立っているんやから、2人が復調したら優勝争いをぶっちぎってもおかしくない。

 丸も坂本も高い技術を持っている打者やし、急にスイングが悪くなったわけではない。試合に出続けているうちにいずれ上がってくる。坂本は開幕前にコロナの陽性反応が出て急仕上げになったけど、それはあまり関係ないと思う。打席内容を見ていると、2人とも今はタイミングがちょっとズレているだけ。何年も打率3割を打つような打者は必ず帳尻を合わせてくる。

 巨人で言えば、4番の岡本と、エースの菅野の存在も大きいな。岡本は24歳にして風格みたいなものが出てきたし、ほんまにどっしりしている。菅野も昨年は頼りない投球が多かったけど、今年は体調がよさそうやし、エースらしい投球をしている。

 4番とエースがしっかりしていれば、大型連敗はしにくい。今年のセ・リーグはCSがないから、優勝以外は2位も最下位も同じ。他の5球団は巨人を走らせないよう、包囲網を張らなアカンで。

福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コーチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。

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