イノッチ、『24時間』で魅せたJトップ司会術とV6「25周年」代替計画

日刊大衆

井ノ原快彦(V6)
井ノ原快彦(V6)

 8月22日と23日、日本テレビ系の夏恒例特番『24時間テレビ43 愛は地球を救う』が放送された。

 今年メインパーソナリティを務めたのはV6井ノ原快彦(44)、NEWS増田貴久(34)、Kis-My-Ft2(キスマイ)の北山宏光(34)、ジャニーズWEST重岡大毅(27)、King&Prince岸優太(24)の5人。

 新型コロナウイルスの影響で、無観客での放送になったほか、公道を使ってのチャリテイーマラソンも中止となり、代わりに高橋尚子氏(48)の持ち込み企画「24時間募金ラン」が行われた。

 全枠での世帯平均視聴率は15.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。瞬間最高視聴率は、高橋氏率いる「チームQ」の「募金ラン」ゴール直前の20時51分で、世帯視聴率27.6%と、番組全体を通じて好調な成績を残した。

■「イノッチっているだけで癒される」

 メインパーソナリティの5人は『24時間テレビ』放送終了後、各マスコミの取材に応じ、キャプテンとして番組を引っ張った井ノ原は「(これまでは)お客さんのパワーとかエネルギーを感じてやっていた。(今年は)よりカメラの向こう側にどんな方がいらっしゃるのか、リモートで出演してくださる方とどうやりとりするのかというのは想像力をかき立てられた『24時間テレビ』だった。よりつながれた気がしました」と話した。

 さらに「日本テレビさんとお話していくなかで、僕らもコンサートをやるなかでアイデア出しをしていく。それがハンパなかったですね、そんなこと考えたんだって。最終的にバーチャルで募金してくださった顔写真があんなに集まるって考えてなかった。この先の『24時間テレビ』が楽しみだなと個人的に思いました」と、思いを明らかにした。

「井ノ原は過去にも『24時間テレビ』のMCを経験していますし、8年間にわたってNHKの『あさイチ』のMCを務めたほか、2015年4月からは『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)の2代目MCに就任するなど、安定感抜群の司会ぶりで番組をけん引してくれましたよね」(女性誌ライター)

 井ノ原の司会ぶりに「イノッチっているだけで癒される。V6はイノッチがすごく引っ張ってる部分あるなあっていつも感じているけど、今回の5人もそうだったなあ。イノッチの優しい大きい器を実感したし、そのくしゃっと笑顔が大好きだ〜」「イノッチの安心感ある司会ぶりは言わずもがな、各グループのいい人枠が集合した感じ」と称賛の声が多数上がった。

■SMAP&嵐を筆頭にJグループに大きな変化

『24時間テレビ』内では、増田、北山、重岡が所属するNEWS、キスマイ、ジャニーズWESTのライブパフォーマンスも行われた。

 さらに嬉しいサプライズとして、番組のフィナーレ直前にはV6の坂本昌行(49)、長野博(47)、森田剛(41)、三宅健(41)、岡田准一(39)の5人が井ノ原のもとに駆けつけ、『愛なんだ』と『Believe Your Smile』のスペシャルメドレーを生披露。

 ファンからは「V6だいすき!! 6人を見ていると仕事、家事、育児、また明日も頑張ろうと思える!」「V6も存在感発揮できて良かった! やっぱり朝イチで鍛えたイノッチのMC力はジャニーズに必要だよ!」と、歓喜の声が上がった。

「V6は今年がデビュー25周年。ネットには“ここまでくると、誰も抜けてないV6って凄い”という声も上がっていますが、SMAPが解散し、は今年で活動を休止、TOKIOからも長瀬智也(41)が脱退し、事務所を退所。

 KinKi Kids堂本剛(41)にも退所説がささやかれ、関ジャニ∞からは渋谷すばる(38)、錦戸亮(35)が脱退するなど、ジャニーズのベテラングループはここ数年で大きな変化を迎えています。

 そんな中、デビューから誰1人脱退することなく25周年を迎えたV6は今、ジャニーズ事務所の屋台骨を支えるトップグループになりつつありますよね。井ノ原をはじめとするメンバー6人にもそういった責任感が芽生えてきているのではないでしょうか」(芸能記者)

■井ノ原がジャニーズ事務所幹部に?

 V6は、今年が25周年記念のアニバーサリーイヤーにもかかわらず、新型コロナウイルスの影響で、周年記念ライブツアーについては、いまだに開催の発表はない。

「そういった意味で『24時間テレビ』でのライブパフォーマンスは、ファンにとってはライブツアーに代わる嬉しいものになったのではないでしょうか。これは、ジャニーズにとっても、コロナ禍で『24時間テレビ』の企画が飛びまくったという日テレにとってもありがたい、ウインウインのものになったのでしょうね。

 ただV6はさらに、配信でライブを行うという話のほか、来年の26周年が“Vサインの2”と“6”で“来年こそがV6イヤー”と、2021年に期待し、前向きに応援するファンも少なくありません。

 城島茂(49)、国分太一(45)、松岡昌宏(43)は『株式会社TOKIO』を設立し、社内独立します。そのため井ノ原が、近藤真彦(56)、東山紀之(53)、木村拓哉(47)に次ぐ、ジャニーズ事務所の幹部候補に浮上しているという報道もあります。

 安定感のあるMCと幅広い世代に愛される好感度の高さを誇る井ノ原が引っ張る形で、SMAP、嵐に続き、V6が国民的グループになる日も近いのかもしれないですね」(前出の芸能記者)

 25年間走り続けてきた6人の努力が、今結実する!?

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