「キモすぎ」人気の大阪万博ロゴ!ぐでたま鬼太郎ムックCCの一大祭りに発展! (7/7ページ)
「有名なところでは、『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)の作者、荒木飛呂彦先生が選考委員でした。『ジョジョ』は、ルネサンス美術の影響が強く、芸術的ながらもクセのある画風で、劇中のキャラの言葉を借りると”生理的に気持ち悪い(グロテスクな)シーンもあるが、迫りくるスリルと、唯一無二の個性を持つ登場人物、特徴的な擬音、登場人物たちのカッコいいポーズが魅力的な漫画。『ジョジョ』のキャラクターは、精神エネルギーが具現化した守護霊のような存在”スタンド”で戦いますが、今回の”いのちの輝き”を”スタンドのようだ”と評する声もありました」
荒木先生に目が行きがちだが、他の選考委員も、業界では有名な日本画家の松井冬子(46)のように、作風の個性が強く好みがはっきり分かれるが、ハマる人にとってはこのうえなく最高の作品を手掛けることで有名な人物がいることも、注目されているという。
「松井さんは、内臓が露出して野ざらしになっている女性や、動物に食べられながら逃げる女性など、精神的肉体的な”痛み”とともに美しさを感じさせる日本画に定評がある女流画家です。松井さんが東京芸術大学に提出し博士号を取得した論文の題が『知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避』ということからも、彼女の作風がよく分かりますね」
「いのちの輝き」のモチーフは細胞。選考委員会の座長を務める世界的な建築家の安藤忠雄氏は、
「今までのロゴマークは左右対称で安定している。このマークは変わっており、違う方向を向いて、それが何よりエネルギーになる」
と評価しているが、たしかに、まるで生き物のような、生命力を感じさせるデザイン。すでに、有志の手によって、静止画だけでなくアニメーションが作成されていることからも、それは明らかだ。
ネット上では「 いのちの輝きくん」という名前のほか、SF作品などでよくある「すでに原形を留めてはいないがもともとは人間でいまの自分が辛くてたまらず“…シテ、…コロシテ…”ととどめを刺してくれと求めてくる哀れな生物」を連想させるようで「コロシテくん」という物騒なネーミングまでついているが、グロテスクながらも愛着を感じさせるデザインである。
デザインだけでここまで話題になっている2025年大阪・関西万博。考え方によっては、最高の滑り出しと言えるかも!