寝るだけで「免疫力アップ」の新常識!麻製シーツがウイルスに強い理由とは? (2/3ページ)
サウナも卵酒もショウガやネギも、結局は『表』に効くものなんです」
「表」と「裏」との温度のアンバランスは、コロナ禍においても深刻な問題となっている。免疫力低下によってウイルスが体内、特に「裏」部分に侵入しやすい状態になっているのだ。
漢方薬でいえば朝鮮人参、食べ物でいえばニンニクなどが「裏」を温める効果が見込めるとされるが、実はもうひとつ、日常生活で最も大切なものが「睡眠」なのである。
寝苦しい夜、エアコンをつけっぱなしにして眠ることも珍しくない。それで体の「表」の温度が下がるのはやむをえないとしても、「裏」まで下がってしまうのは防がなくてはならない。
そもそも「心地よい睡眠」は、過度のストレスに悩む現代人に欠かせないもの。だが、「不眠症」に悩む人は少なくない。医療関係者によれば、
「長期的睡眠障害はうつ病を引き起こす要因になるし、血圧の上昇による脳卒中など循環器系の病気を誘発します。体のバランスが崩れることで、糖尿病など生活習慣病のリスクが増大する危険性も考えられる。さらには、体が持つ免疫力を減退させます」
夜眠っている間こそ、一日の活動で受けたストレスを解消し、身に降りかかってくるもの、特に病気を引き起こすウイルスなどから体を守る準備ができるのだ。十分な睡眠がとれないと、免疫システムがうまく働かず、感染症を撃退するための身体機能が低下し、感染症にかかるリスクも高まるのだという。
つまり、安眠を得られるうえに体の「裏」を温めてくれる睡眠が必須となる。睡眠アドバイザーによれば、
「まずは、質のいい睡眠を得られる寝具を選ぶことです」
夏の寝具の目的は、風通しよく、涼しく、汗を吸ってくれる、だ。よく流通しているものを見てみよう。
例えば、ひんやりジェル入りマットレス、涼感敷布団、麻シーツなどが代表的だが、
「ジェルは確かにひんやり感を得られる一方で、汗を吸いません。数十分経過すると、体が接触していた部分が温まるという欠点もあります。涼感敷布団や敷きパッドは汗を吸収してくれますが、よりいいのは、麻製のものでしょうね。同時に遠赤外線放出機能を持つものなら最適です」(睡眠アドバイザー)
酷暑に遠赤外線と聞いて、これまた驚く人は多いだろう。