保護された子猫、バイオリニストが仮里親になったところ、バイオリン大好き猫に!(フランス)

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保護された子猫、バイオリニストが仮里親になったところ、バイオリン大好き猫に!(フランス)
保護された子猫、バイオリニストが仮里親になったところ、バイオリン大好き猫に!(フランス)

捨て猫とバイオリン image credit:estherabrami/Instagram

 フランスにある動物救助保護施設へと預けられた1匹の子猫は、ひょんなことからバイオリンの音色が大好きになった。子猫の仮里親となった女性が、プロのバイオリニストだったのだ。

 初めて演奏を間近で聞いてから、その音色に魅了された子猫。永遠の家が見つかった時にも、引き取った一家は子猫を配慮して、バイオリニストの奏でるバイオリンを録音し、一緒に持ち帰ったという。
・捨てられた子猫の仮里親になったのはプロのバイオリニスト

 フランス南部に住むプロのバイオリニスト、エステル・アブラミさんは大の猫好きで、地元にある動物救助保護施設『La Feline Meyreuillaise』でボランティア活動をしている。

 施設に世話する猫が増え過ぎてしまった時には、エステルさんは時間の許す限り仮里親を引き受けるようにしているという。

 ある日、施設から1匹の子猫の仮里親になってほしいと依頼を受けた。その猫は、元飼い主から世話を放棄され、施設に持ち込まれた。

 エステルさんは躊躇うことなく、その子猫を預かった、茶トラのオスは、生後1~2か月ほどで、とっても好奇心旺盛な子猫だった。

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image credit:Esther Abrami

 エステルさんは、フランス語で「小さなピンク」を意味する“プチ・ローズ”と命名。プチ・ローズは、エステルさんにすぐ懐いて、後を追うようになっただけでなく、エステルさんのバイオリンにもかなり興味を示し始めた。

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・バイオリンの音色に安らぐプチ・ローズ

 バイオリン奏者として、エステルさんは自宅にいる時は毎日4時間の練習を欠かさない。最初、プチ・ローズが新しい環境に慣れてくれるまではと隣の部屋に置いたのだが、プチ・ローズはエステルさんの演奏部屋にやって来て、興味津々の態度を見せた。

 まず、エステルさんの膝に飛び乗り、エステルさんが手にしているバイオリンの“奇妙な仕掛け”を調べるかのようにクンクンにおいを嗅いだ。

 満足したプチ・ローズは、エステルさんの膝の上に落ち着き、セレナーデを聞く準備を整えた。

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 美しいメロディーに魅了されたかのように、プチ・ローズはエステルさんの膝の上でじっと目を閉じることも多く、時にバイオリンのボックスを自分だけのスペシャルシートに変えて、素敵な音色を聞きながらそこで眠りにつくこともあったそうだ。

 エステルさんは、そんなプチ・ローズのことをこんなふうに話している。

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image credit:Esther Abrami

私がバイオリンを弾くたびに膝の上に乗って来るようになりました。演奏中も、肩に上ってくるほど、バイオリンの音色を心地よく感じていたようです。

 多くの聴衆の前での演奏経験を持つエステルさんだが、プチ・ローズが彼女の最大のファンであることは間違いないようだ。

 毎日のホームコンサートを見逃すことなく、プチ・ローズはエステルさんが演奏した全ての曲に、完全に夢中になった。

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・永遠の家が見つかったプチ・ローズ

 各地へ飛び、演奏するという多忙さゆえに、エステルさん自身はペットを飼うことができない。だからこそ、プチ・ローズのために素晴らしい永遠の家を見つけてやりたいと思っていた。

 そしてついに、養子縁組の準備が整ったプチ・ローズに永遠の家が見つかった。

 プチ・ローズを迎えに来た一家は、彼のキュートさにすっかり参ってしまったようだ。エステルさんがバイオリンのことを話すと、一家はプチ・ローズが再び新たな環境で早く慣れてくれるようにと配慮し、バイオリンでの演奏を録音したものを家で演奏することに。

 プチ・ローズは、永遠の家でも大好きなエステルさんの音色を引き続き楽しむことができたようだ。

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image credit:Esther Abrami

 今ではすっかり成長し、立派なハンサム猫になったプチ・ローズ。新しい一家のもとで幸せに暮らしている彼は、今もバイオリンの音色が大好きだという。

written by Scarlet / edited by parumo
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