８月３０日、人気恋愛リアリティ番組『オオカミくんには騙されない』（ＡＢＥＭＡ）の最新作の３話が放送された。

　本気の恋をしたい男女１０人による予測不能な恋愛を見守る『オオカミくんには騙されない』。同番組は２０１７年にシーズン１が配信され、１０代や２０代の女性を中心に絶大な人気を誇っている。好きでもないのに好きなふりをして、恋愛をしない“オオカミくん”という嘘つきが紛れ込んでおり、それが誰なのか、という見どころもあるが、今作はそれにくわえ、あるメンバーの存在が注目を集めている。それは、国民的人気バンド・Ｍｒ．Ｃｈｉｌｄｒｅｎ（ミスチル）の桜井和寿（５０）の長男、Ｋａｉｔｏ（１９）だ。

「『オオカミくんには騙されない』内では、ロックバンド『インナージャーニー』のドラマーとして紹介されていて、桜井の子どもであることは触れられていませんが、Ｋａｉｔｏについての記事が８月２５日発売の『女性自身』（光文社）に掲載されるなど、さまざまなところで話題になっていて、もう多くの視聴者が気づいていると思われます」（女性誌ライター）

　超大物の２世であるＫａｉｔｏ。その活躍ぶりは……。

「Ｋａｉｔｏはメンバーの顔合わせのときに、いきなりスタジオＭＣの横澤夏子（３０）から“かっこいい！”と絶賛されます。さらに、１話で松永有紗（ありさ・２２）、染野有来（ゆら・２０）、世良マリカ（１７）の３人から意識されるというモテっぷりでした。Ｋａｉｔｏは１話、２話とも落ち着いていて口数が少なく、あまり見せ場もなかったのですが、それでも３人から気になる存在に挙げられ、さらにＳＮＳ上でも、“とにかくカイトがかっこいいイケメン笑顔可愛い”“猫背で歩くところや、横顔の雰囲気、笑顔が桜井さんにそっくり！”といった反応が上がるなど、父親譲りのルックスで視聴者をとりこにしています」（前同）

■動き出した３話でＫａｉｔｏが活躍！

　前出の女性誌ライターは続ける。

「１話、２話まであまり大きな動きのなかったＫａｉｔｏですが、２話の終盤で、誰かをデートに誘う際に使用する、メンバー全員が参加する“太陽ＬＩＮＥ”が発動。アトリエで一緒に映像制作に向けての作業を行っていた、ゆらがＫａｉｔｏを誘ったんです。この誘いにＫａｉｔｏが乗り、３話へと続いていきました」

（※本記事は以下『オオカミくんには騙されない』３話に関するネタバレを含みます。これからご覧になる予定のある方はご注意ください）

　そして迎えた３話は、ゆらが発動した“太陽ＬＩＮＥ”デートから始まった。

「今回のデートは、ゆらとＫａｉｔｏのほかに、ありさ、マリカ、中澤瞳（ひとみ・２１）、男性陣からもＭａｓａｆｕｍｉ（マサ・２２）、藤枝喜輝（よしき・１８）が参加したグループデートのような感じになっています。

　東京・池袋のサンシャイン水族館に集まった一同ですが、集団では行動せず、マサの気遣いで、ゆらとＫａｉｔｏは２人きりで水族館の中を回ることになりました。

　２人きりになったゆらは、Ｋａｉｔｏに“もっとしゃべりたかった”と誘った理由を話し、Ｋａｉｔｏは“ありがとうございます。わざわざそんな、僕のために……”とちょっと堅い返事をします。緊張からか、会話が続かない２人。ゆらは、“誘っちゃってるから、私の気持ちは見え見えだと思うんだけど”としつつ、“恋愛的に仲良くなろうとすると緊張しちゃうから、普通にいっぱいしゃべりたい”と伝えます。これにＫａｉｔｏは“鈍感だから、今日みたいにわかりやすくやってもらったほうが、気持ちはすごい伝わるし、俺もちゃんと向き合っていろいろ考えたい”と話しました」（前同）

　Ｋａｉｔｏの「鈍感」発言はスタジオで大いに話題に。ＭＣの横澤は「悪い男だな、今の言い方」と話し、スタジオの女性陣も同調。さらに横澤は「こういう鈍感な男、絶滅してほしいから」とバッサリ。さらに、ゲストとしてスタジオを訪れていた俳優の北村匠海（２２）も、「鈍感な人は自分で鈍感と言わない」と鋭いコメントをしていた。

「Ｋａｉｔｏを気になる存在として挙げていて、今回のデートにも参加した、ありさですが、序盤にゆらとＫａｉｔｏが２人きりになってしまったので、最初はマリカ、よしきと共に行動します。途中、２人からも離れて単独行動をしていたのですが、そこにＫａｉｔｏが訪れるんです。ゆらとの会話では少し堅い部分もあったＫａｉｔｏですが、一転、ほころんだ笑顔で“ありさちゃん、久しぶり”と声をかけます」（同）

■モテ男ぶり発揮し、オオカミ疑惑も…

　そして、Ｋａｉｔｏはありさに「なんで（デートに）来たんですか？」と質問をした。

「ありさは、Ｋａｉｔｏと話したいために来たと素直に参加の理由を答え、Ｋａｉｔｏは“（ありさが）来てくれないかなって、内心思ってた”と話したんです。ありさはこの発言に喜んでいるような反応をし、Ｋａｉｔｏのデートシーンは終わりました」（前出の女性誌ライター）

　スタジオに戻り、Ｋａｉｔｏがゆらに言った「鈍感」発言が再び話題になり、ゲストの俳優の神尾楓珠（２１）が「鈍感って言えば楽ですからね」とコメントした。

「神尾は、鈍感と言ってしまえば、相手から好意に気づいていたかと聞かれても、男性側は気づかなかったと言えばそれで終わってしまうと説明。その上で、ゆらのＫａｉｔｏとの関係は“脈なしじゃないですか”としました。次に、Ｋａｉｔｏがありさに気があるのではないか、との話題に移ったのですが、ゲストの北村はありさと会うＫａｉｔｏの顔が“ほころびにほころんでた。顔にばっちりでてましたもんね”とコメント。応援ゲストの女優の飯豊まりえ（２２）も、“（Ｋａｉｔｏは）自分から行ってましたもんね。ありさちゃん探しに”とコメントしました」（前同）

　ネット上では今回のＫａｉｔｏについて、「オオカミじゃないかもしれないけどこいつは女を泣かせるタイプやろ」、「悪い男だなというか、一生モテてきたからこそ成せる技」といった反応が寄せられていた。

「Ｋａｉｔｏは、スタジオでも話があったように、ありさに気があるのかもしれません。ただ、その気持ちを自分から伝えようとせず、ありさからデートに参加した理由を話させるなど、恋の駆け引きが上手いという印象を受けました。まだＫａｉｔｏの本当の気持ちはわかっていませんが、ゆらとありさの２人を翻弄しているような感じですし、意図的にそうしているとも思える……。だとするならば、Ｋａｉｔｏがオオカミくんの可能性もありえますね」（同）

　ネット上でも、「カイトくんがオオカミにしか見えない」とＫａｉｔｏのオオカミくん疑惑が浮上し始めている。はたして、Ｋａｉｔｏが見せた２人への発言と行動は本心からのものなのか、それとも……。番組とＫａｉｔｏの大活躍から目が離せなくなってきた！