木下優樹菜タピオカ裁判に弁護士「賠償額300万妥当も決着は1000万超」!

日刊大衆

木下優樹菜
木下優樹菜

 9月2日、タピオカ店オーナーが木下優樹菜(32)を相手取った損害賠償請求の、第1回口頭弁論が東京地裁で開かれた。木下の実姉が勤務していたタピオカ店との騒動がついに、法廷で争われることになったのだ。

「2019年7月、木下がインスタグラムで“ゆきなのお姉ちゃんさやかがオープンしました 20日から ぜひタピりにいってね”と投稿。最初のうちはタピオカ店を応援するような姿勢を見せていました。しかし、同年10月6日に木下が“もうお店には行かなくて大丈夫です”など投稿したことで、トラブルが発覚。当初、木下のもとには同情が集まり、姉が勤務するタピオカ店には“最低”といった攻撃的なコメントが送られることもあったといいます。

 木下が同情を集めたのも束の間、今度は木下がタピオカ店のオーナーの女性に、SNSを通じて“これからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね”など、恫喝めいたメッセージを送ったことが明らかに。それを受け木下は、同年10月9日にインスタに謝罪文を投稿しました」(芸能記者)

■和解を突っぱねられた!?

 その後、木下は、2019年11月18日に芸能活動を休止。今年7月1日に芸能活動を再開したものの、わずか5日後の同月6日に電撃的に引退をしたのだった。

 そして、引退翌日の同7日付の『スポニチアネックス』は、タピオカ店のオーナーが損害賠償を求めて木下を提訴し、木下に訴状が届いていると報じた。

「9月8日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、木下は所属事務所に相談のうえ、示談への道を模索し、タピオカ店のオーナー側に1000万円の示談金を提示。ところが、オーナー側は弁護士を立てて、“2000万円は用意してほしい”と突っぱねたといいます。これを受けて木下は弁護士と相談して、裁判になっても仕方ない、との結論になったといいます。

 あくまで素人考えですが、こうしたトラブルで1000万円、2000万円といった額はかなり高いような気がするのですが……」(前出の芸能記者)

■2000万円は妥当なのか?

『週刊女性』は同記事でオーナーサイドにも取材を行っており、一連の経緯を否定するコメントは掲載されていない。そこで本サイトは、今回報道に出た「2000万円」の示談金について、弁護士法人・響の坂口香澄弁護士に話を聞いた。坂口弁護士は、

「妥当な示談金額というのは、あくまで“被害者が加害者を許す気になれる金額”ですので、端的に気持ちの問題であり、相場と呼ぶべきものはありません。ただ、裁判での判決により決められる金額には、およその相場があります」

 と話し、こう続ける。

「原告(タピオカ店)としては、被告(木下)のインスタグラムへの投稿などの行為により、精神的苦痛を被ったとして慰謝料を請求するほか、店の営業に支障をきたしたとして経済的な損害に対する賠償を請求することが考えられます。ただ、裁判において、経済的な損害額を具体的に認定することが難しいことを理由に、有形無形の損害を考慮したかたちで慰謝料に落とし込んで賠償額を判断されることが多いのです」(坂口弁護士=以下同)

■今回のようなケースの賠償額は…

 坂口弁護士は続ける。

「今回、原告が経済的な損害も主張していた場合、裁判所としては、原告の精神的な損害に経済的な損害を加味して、賠償額は200~300万円程度となるのではないかと思います。いずれにしても被告が申し出ていた1000万円には届かない金額です。

 ただ、これ以上の泥沼化は控えたいなどの理由で、当事者が裁判での判決を避けたいと思った場合には、判決で予想される金額を離れて和解金が決められるということがあります。今回のケースでいうと、被告が判決を避けるために、判決による賠償額よりも高い和解金を申し出て、原告がこれを受け入れて和解となる場合には、和解金は判決の場合の賠償額よりも格段に高額になると考えられます」

■「真実を明らかにしたいだけ」

 裁判にまで発展した「タピオカ騒動」。9月8日発売の『週刊女性』の記事で、タピオカ店オーナーは、「私は真実を明らかにしたいだけ」と話している。

「裁判になった場合でも多くのケースでは判決ではなく和解で終わるのですが、和解せずに判決になれば、関係事実について、裁判所が“何が真実であったか”を認定し、公開の法廷で判決主文が言い渡されることになります。

 原告が訴訟提起をした真意が“真実を明らかにしたいだけ”ということであれば、和解には応じずに判決になるはずです。ただ、報道通りだとすれば、原告も被告に2000万円を要求していたということですので、必ずしも“真実を明らかにしたいだけ”ではないかもしれませんね」

■判決になるか、和解になるかのポイント

 今回の裁判は、判決になるのか、和解で終わるのか。

「被告がどの程度判決を避けたいと思っているのかが大きいでしょう。避けたいと思った場合は、原告の納得する金額の和解金を提案できるのかによって、和解できるか決まってくるのではないかと予想します。金額についてですが、経緯から考えて、少なくとも1000万円を超えないと原告は納得しないでしょう」

 昨年10月の木下の投稿で明らかになったトラブルからもうすぐ1年。木下が芸能界を引退することにまでなってしまった「タピオカ恫喝騒動」が、どのようにして決着が着くか。目が離せない。

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