失敗も全て経験になる。三吉彩花が乗り越えてきた壁 (2/4ページ)
だんだんと心の天秤が小春側に傾いていった感じです」
シングルマザーとして子どもを育てていく決意をする彩乃。その告白に、劇中の小春は戸惑う。しかしながら、三吉さん本人は「私はあまり親友に干渉するタイプではないので、出産する本人の意思がしっかりしていればすぐに受け入れられると思います」と話す。
「私にも、気付いたら一緒にいたり、大切なことを相談したり、2人で旅行したりするような親友はいます。ですが常にお互いが何しているかを把握したり、情報を共有したりするわけではないですし、良い意味で相手に干渉しないというか(笑)。
もしシングルマザーになると言われても、彼女への対応が変わることはないです。とはいえ『何か大変だったら言ってね』と、小春のように相手の妊娠中のケアや子育ての協力はすると思いますね」
一昔前まで、シングルマザーとして生きていくという選択肢のハードルは、今より何倍も高かっただろう。
これからは、女性の生き方が多様化している時代になり、一人で子どもを育てるという道を選ぶ人が増えてくるかもしれない。三吉さんは、彩乃が選んだ道についてどう考えているのだろうか。
「この作品は、多様化している女性としての選択肢の一つを描いていますけど、個人的にはそんなに男女の差はないと思っていて。最近はセクシュアリティのことも徐々にオープンにはなってきているので、性別問わず、選ぶ本人とその人の周りの人がハッピーな選択肢であれば、それでいいと思うんです」
■壁にぶつかり、悩み、失敗を恐れなくなった
約10年前にファッション誌『Seventeen』でミスセブンティーン2010に選ばれ、現在はモデル・女優として活躍の幅をどんどん広げている三吉さん。新しい分野にチャレンジする時の決断軸を聞いてみた。
「決断軸というと少し違うかもしれませんが、年々失敗することに対する恐怖心が少なくなっているので、チャレンジしやすくなったと思います。昔は失敗を異様に怖がっていました」
順風満帆にキャリアを歩んでいるイメージのある彼女にも、悩んでいた時期があった。